●第24回 ニュージーランドロトフィー(NHKマイルCトライアル)(G2)● 
    4月8日中山11R 芝1600m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    4月7日更新
    変更点 なし
07 タガノバスティーユ  56 池添 08 ロジック 56 内田博
01 マイネルスケルツィ 56 柴田善 04 リザーブカード 56 松岡
× 10 アドマイヤディーノ 56 安藤 × 12 ドラゴンウェルズ 56 藤田

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
20回 02年 2中5芝16、3歳、牡牝、混、定、指     タイキリオン
21回 03年 4中5芝16、3歳、牡牝、混、馬、指 馬単・3連複発売、定量→馬齢   エイシンツルギザン
22回 04年 3中5芝16、3歳、牡牝、混、馬、指     シーキングザダイヤ
23回 05年 3中5芝16、3歳、牡牝、混、馬、指 3連単発売 5R⇔6R、7R⇔8R マイネルハーティー
24回 05年 3中5芝16、3歳、牡牝、混、馬、指      

【 考察 】

 副題として「NHKマイルCトライアル」とつく唯一のレースになる。
 ここまでに行われてきた「3歳、馬齢、G2」のレースは全部で3つあるが、その結果から考えたい。

レース名 変更点等 上1着馬、下2着馬 主な戦歴
弥生賞 43回 アドマイヤムーン 共同通信杯、札幌2歳S、クローバー賞、ラジオたんぱ2着
グロリアスウィーク シンザン記念2着
フィリーズ   ダイワパッション フェアリーS
ユメノオーラ 雪割草特別、エルフィンS2着
スプリング 55回 メイショウサムソン 中京2歳S、きさらぎ賞2着
フサイチリシャール 朝日杯FS、東スポ2歳、萩S、共同通信杯2着

 牡馬が出走した弥生賞、スプリングSは「3歳別定重賞1着歴と2着歴」の馬の組み合わせで1、2着を占めた。
 これに該当するというのならば、前走で重賞勝ち馬の仲間入りを果たしたタガノバスティーユと、前走アーリントンC2着歴を持つロジックの枠連6-6のゾロ目1点買いで終わることになる。

 一方で、前述の2レースの形にならないというのならば、サンプルはフィリーズレビューということになる。

 2歳重賞の連対馬が出走していないこともあり、「前走で重賞勝ち」と受け取るのならば、1着席はタガノバスティーユになり、相手は同距離500万下を前走で勝ちあがった4頭になるだろう。

 そこで、今回の結論だが、軸にはどちらに転んでも馬名の挙がったタガノバスティーユ、逆転の見込めるロジックが相手筆頭、前走で500万を卒業した4頭から、上級戦で馬券対象となった経験のあるマイネルスケルツィを3番手として、あとは押さえとしたい。

【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 ▲ 01 マイネルスケルツィ 2着 -- 09 ファイングレイン 3着 ○ 08 ロジック
( ◎ 07 タガノバスティーユ 6着 )

【 再考 】
 予想の時点では「皐月賞トライアルで優先権獲得に失敗したからマイル路線で」、という甘い発想を否定することを眼中においたこともあり、それらの馬(皐月賞トライアル負け組)を否定した予想を書いた。

 しかし、そのうちの1頭、ファイングレインが2着と力走したこともあって負け。
 昨年が当日の施行順を変更した日(5R⇔6R、7R⇔8R)ということで、若葉S負けのマイネルハーティーを勝たせたと思っていた。
 2着のイヤダイヤダが前走500万下雪割草特別を勝っての参戦だったが、今年は完全なその裏。

 昨年の2着馬パターンでもある、別定G3負け→据置500万特別勝ちのマイネルスケルツィを勝たせ、前年1着馬のパターンである、トライアル負けの2勝馬ファイングレインを2着起用してきた。

 同じ2勝馬でトライアル負けのアポロノサトリではなかったのは、彼が減量騎手でしか勝っていないからであり、トーヨーエーピーでなかったのは彼がオープンの芙蓉Sを既に勝っていたからだろう。

 レッドスプレンダーを根本から挙げなかったのは、確かにNHKマイルC直行便の形態となったファルコンS参戦が原因。
 皐月賞トライアルの馬齢戦とは違って別定戦だったこともあり、根本から相手にしなかったのだが、これは問題なかっただろう。

 昨年から、この手が連対を続けていることもあり、来年もこの形式には注目したい。
 
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