●第53回 日経新春杯(G2)● 
    1月15日京都11R 芝2400m、国際、ハンデ

    1月14日更新
    変更点 国際化
01 マーブルチーフ 55 熊沢 05 インティライミ 56.5佐藤哲
06 トウカイトリック 54 芹沢 02 エルノヴァ 55 武豊

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
49回 02年 1京5芝24、混、H 6日→5日   トップコマンダー
50回 03年 1京6芝24、混、H 馬単・3連複発売、5日→6日   バンブーユベントス
51回 04年 1京6芝24、混、H     シルクフェイマス
52回 05年 1京6芝24、混、H 3連単発売、賞金減額(6400→6000)   サクラセンチュリー
53回 06年 1京6芝24、国、H 国際化    
 
【 考察 】

 今年から国際化されたが、昨年国際化されたハンデG2は目黒記念とアルゼンチン共和国杯の2レース。

レース名、連対馬名、性齢、重量 オープン加算歴 1600万加算歴 それ以外の条件歴
第119回 農林 目黒記念      
1着 オペラシチー 牡4 56.5 (出走あり加算なし) 御堂筋S 8頭 (1000万以下出走歴なし)
2着 ウイングランツ 牡5 54 ダイヤモンドS (出走歴なし) 箱根特別2着など
第43回 アルゼンチン共和国杯      
1着 サクラセンチュリー 牡5 57.5 日経新春杯 (出走あり連対なし) (1000万以下出走歴なし)
2着 マーブルチーフ 牡5 55 日経新春杯2着 (通年OP) (通年OP)

 レース上にまとめましたが、フルゲート戦、1着馬番は1で佐々木昌三厩舎、騎手佐藤哲三といったところが共通点か?
 というのではなく、1着馬に0.5のハンデが入っていることには注目したい。

 そうなると、ダービー2着馬インティライミ(これも佐々木昌三厩舎、佐藤哲三だが・・・・・)がハンデ56.5Kのトップハンデで出走!=即狙いといきたいところだが、勝ち馬はトップハンデではなかったし、インティライミには重賞勝ち(京都新聞杯)、G1出走(東京優駿2着)があるものの、ハンデ重賞の出走歴がない。

 一方の2着馬は「ハンデ重賞連対歴のある5歳馬」ということになる。
 しかし、こちらも5歳馬はハンデ重賞連対歴のある馬の出走はない。

 出走基準が目黒記念、AR共和国杯の時期は「3歳上」。それを考えると、「4歳上」となっている今回は1歳加算するという考え方をすれば、6歳馬で唯一出走する前年2着馬マーブルチーフということになり、この馬ならば条件を満たすだろう。

 そして、マーブルチーフの連対歴が「ハンデ重賞の2着」という点にも注目したい。
 直近加算はアルゼンチン共和国杯の2着だが、その前は昨年のこのレース2着。もう1つ前は一昨年のこのレース2着と3歳限定戦では京都新聞杯を勝っているものの古馬相手では「ハンデG2以外出番なし」の状況が続いている。

 昨年あっても良かった国際化を今年にしたのは、再度この馬を使うという考え方の表れと見て、素直にこの馬を◎としたい。

 相手馬はトップハンデとなるが、半端なコンマ5のハンデを背負うインティライミが筆頭。

 「混合」最終戦となった昨年のこのレースの2着馬を狙うのならば、同じく「混合」最終戦となった昨年の福島記念で2着となったトウカイトリックを狙うことも筋が立つとみて、この馬が▲。

 通年OPで走ったエルノヴァを弱者救済の意義もあるハンデ戦ならば、昨年オープンで1年間走り、国際化されたステイヤーズS2着の実績から見ても狙えるので押さえの△として、この4頭で馬券をまとめる。

 人気の一角を背負うことになるであろうアドマイヤフジだが、タテの流れを見ると、G1と条件戦を両方走ってきたこの馬への出番はなさそうにみえることもあって、今回は無印としたい。

【 買い目 】  馬連ボックス 計6点。
 

【 結果 】
1着 -- 04 アドマイヤフジ 2着 -- 11 スウィフトカレント 3着 ○ 05 インティライミ
( ◎ 01 マーブルチーフ 4着、▲ 06 トウカイトリック 6着 )

【 再考 】
 直線を向いたときには貰った!と思ったが、ぬか喜びだった。

 全く明後日を向いた予想だったので、後悔すらありません。
 こんなことがあるのが競馬です。
このページ最上段へ  トップページへ