●第120回 農林水産省賞典 目黒記念(G2)● 
    5月28日東京12R 芝2500m、国際、ハンデ

    5月27日更新
    変更点 1日11R→4日12R
03 トウカイトリック 56 芹沢 05 メジロトンキニーズ 52 吉田豊
08 アイポッパー 57.5武豊 01 サザンツイスター 54 小牧
× 13 エクスプロイト 52 横山典 × 15 ホオキパウェーブ 57.5内田博

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
116回 02年 4東1芝25、混、H     トシザブイ
117回 03年 2東1芝25、混、H 馬単・3連複発売 12R変更に伴い3,4,6,7R変更 トシザブイ
118回 04年 3東1芝25、混、H     チャクラ
119回 05年 3東1芝25、国、H 国際化、3連単発売 7R→9R→8R オペラシチー
120回 06年 3東4芝25、国、H 1日11R→4日12R    

【 考察 】

 毎年、頭を悩ますハンデ重賞だが、今年はダービーデーの最終レースに組み込むという一種の荒業を繰り出してきた。

 そうなると、この「競走番号の変更」は大きな要素となるだろう。

 これは、同日開催時のJCダート、はくぼ開催化した一昨年の函館、札幌、昨年の小倉が該当する。
 ちなみに競走番号を変更した初年の古馬重賞結果は以下の通り。
年、レース名 変更内容 1着馬名 直前加算  
04年 函館記念 11R→9R 50週年記念 クラフトワーク 東京新聞杯2着 翌年賞金減
04年 クイーンS 11R→9R、3連単発売 オースミハルカ クイーンS2着 翌年賞金減
04年 札幌記念 11R→9R、3連単発売、50周年 ファインモーション 函館記念2着 翌年賞金増
04年 エルムS 11R→9R、3連単発売 パーソナルラッシュ 昇竜S1着 翌年賞金減
04年 JCダート 7日11R→8日10R、3連単発売 タイムパラドックス 白山大賞典1着 翌年日程等変更
05年 北九州記念 11R→10R、3連単発売 メイショウカイドウ 小倉大賞典1着 翌年日程等変更
05年 小倉記念 11R→10R、3連単発売 メイショウカイドウ 北九州記念1着 翌年日程変更
05年 JCダート 8日10R→7日11R カネヒキリ 武蔵野S2着  
06年 目黒記念 1日11R→4日12R      

 昨年のJCダート以外はすべて、翌年に賞金減額や日程変更などの変更を受けたレースとなった。
 サンプルとしてあげるのがJCダートになりそうだが、勝ったカネヒキリ、2着のシーキングザダイヤともに、前走は2着加算となっていることは注目する点だろう。

 また、翌年に賞金額のみの変更となった函館記念、クイーンS、札幌記念の3レースは直前加算が2着の馬を勝たせている。
 (ちなみに、エルムSでは直前加算が2着の馬の出走はなかった(はず)。)

 そうなると、阪神大賞典2着のトウカイトリックやダイヤモンドS2着のメジロトンキニーズには絶好の舞台となるのではないだろうか。
 しかし、メジロは前走ハンデ戦での2着歴。
 これが通用したのは「50周年記念」のサブタイトル戦となった札幌記念のみで、あとはすべて別定戦。

 そのため、阪神大賞典2着歴のあるトウカイ>メジロとみて、トウカイトリックから入りたい。

 相手馬だが、G2ハンデ戦をサンプリングとしたい。
 昨年のこのレース、AR共和国杯、日経新春杯ではハンデ戦連対を直近に持つ馬が来ていることもあって、ハンデ重賞2着馬メジロトンキニーズ、アイポッパーを筆頭に、サザンツイスター、エクスプロイト、同じ国際ハンデ重賞新潟大賞典で連対枠入りしたホオキパウェーブまで押さえたい。

【 買い目 】 ◎単勝と馬連流し 計6点


【 結果 】
1着 -- 07 ポップロック 2着 ▲ 08 アイポッパー 3着 -- 10 ダディーズドリーム
( ◎ 03 トウカイトリック 7着、○ 05 メジロトンキニーズ 9着 )
 
【 再考 】
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