●第57回 毎日王冠(G2)● 10月8日東京11R 芝1800m、国際、別定、指定 10月6日更新 変更点 別定規定変更
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 関西の京都大賞典もそうだが、今年から別定規定が微妙に変更された。 そういった形で、今年になってから別定規定だけを変更したグレード別定G2はこれまでに7レース行われている。
表を見るだけでは、「2K増→1K増→なし→1K増→2K増→なし→1K増」となっているので、順番では「2K増」となる。 (同日の京都大賞典よりも発走時間が早いこちらを前に扱う) では、単純に2K増の規定を負うハットトリックやロジックでOKか?というとこれは難しい。 7レースとしたが、公営馬の出走が認められない金鯱賞を除いた6レースで考えたい。 その6レースの勝ち馬全てに共通していることは「G1出走歴」 そして、日曜施行で当日変更等がないレースは大阪杯とオールカマーの2つだけ。 こちらの勝ち馬には「賞金別定重賞勝ち」という共通点がついているが、これはカンパニーしか該当馬がいない。 一方で、毎日王冠の歴史を振り返ると、増量馬の天下となっていることもわかる。 過去10年間で基本重量の57Kで勝った馬はわずか3頭。 しかもこの3頭は1頭が外国馬アヌスミラビリス(96年)、「5回東京」施行のトゥナンテ(00年)、「中山」施行のマグナーテン(02年)。 ちなみに2着は過去10年で6頭とそれなりにいる。 勝ち馬は増量馬からと考えるのが妥当だろう。 そうなると、今回6頭いる増量馬で何が勝つかということになるのだが、結論からいうと、アサクサデンエンから入りたい。 G1帰りで1K増。 この2年続くパターンでもあり、今年も58K出走馬を狙うのだが、過去1年間に古馬G1を勝ちきれていない馬が存在価値を見せるレースともなっている。 G1で2着だけという加算歴の扱いを問いたいことも含めてこの馬を中心視する。 イマイチ読み切れていないので馬券はボックスにする予定だが、相手筆頭はカンパニー。 昨年の1着馬サンライズペガサスのキャリアがダブることもあって押さえたい。 その後はダイワメジャー。テレグノシスと含めて増量馬だけで枠を組んだ点が気になるので押さえる。 最後に3歳G1馬の出走となるロジックを加えた4頭とする。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 ▲ 16 ダイワメジャー 2着 -- 10 ダンスインザムード 3着 -- 13 ローエングリン ( ◎ 07 アサクサデンエン 13着、○ 04 カンパニー 5着 ) 【 再考 】 結果としては、マイラーズCのコピーとなったが、増量馬の天下であることに変わりはなかった。 |