●第54回 神戸新聞杯(G2)(菊花賞TR)● 
    ( 3着まで菊花賞優先出走権 )
    9月24日中京11R 芝2000m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    9月23日更新
    変更点 代替中京
16 アドマイヤメイン 56 武豊 13 ドリームパスポート 56 高田
02 メイショウサムソン 56 石橋守 03 アペリティフ 56 安藤
× 05 フサイチリシャール 56 福永      

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
50回 02年 4阪6芝20、3歳、牡牝、混、定、指 馬単・3連複発売   シンボリクリスエス
51回 03年 4阪6芝20、3歳、牡牝、混、馬、指 定量→馬齢   ゼンノロブロイ
52回 04年 4阪6芝20、3歳、牡牝、混、馬、指 3連単発売 8頭 キングカメハメハ
53回 05年 4阪6芝20、3歳、牡牝、混、馬、指 3着までの外国産馬優先権付与   ディープインパクト
54回 06年 3名6芝20、3歳、牡牝、混、馬、指 代替中京    

【 考察 】

 先週、セントライト記念が終了したこともあり、このレースで菊花賞の出走馬がおおかた見えてくるレースとなった。

 そこで考えたいのが、「どのルートを通って菊へ向かうか?」ということ。

 別に関西馬だから神戸新聞杯と杓子定規にする必要もない。
 セントライト記念の1着馬も1番人気馬も関西馬だった。

 というわけで、今回はこのレースに出てきた馬、出なかった馬という視点から見てみたい。
 参考は手元に資料のある過去4年間(02年〜05年)とする。

 今年の出走馬を見ると、皐月賞の連対馬、ダービーの1着〜3着馬が揃って出走する。
 (といっても、合計で3頭にしかならないのだが)

 こういったケースは2003年にもあった。

2003年 着、馬名 神戸新聞成績
重賞連対歴
重賞連対歴
備考
皐月賞 1着 ネオユニヴァース 3着 スプリングS、きさらぎ賞
  2着 サクラプレジデント 2着 札幌2歳S、朝日杯FS2着、スプリングS2着
  3着 エイシンチャンプ   朝日杯FS、弥生賞
東京優駿 1着 ネオユニヴァース 3着 皐月賞、スプリングS、きさらぎ賞
  2着 ゼンノロブロイ 1着 青葉賞
  3着 ザッツザプレンティ 着外 ラジオたんぱ2歳S
神戸新聞杯 1着 ゼンノロブロイ 青葉賞、東京優駿2着 皐月不出走
  2着 サクラプレジデント 皐月賞2着 (札幌記念1着)
  3着 ネオユニヴァース 皐月賞、東京優駿 (宝塚出走)
 
2006年 着、馬名 神戸新聞成績 重賞連対歴
皐月賞 1着 メイショウサムソン ??? スプリングS、きさらぎ賞2着
  2着 ドリームパスポート ??? きさらぎ賞
  3着 フサイチジャンク (セントライト出走)  
東京優駿 1着 メイショウサムソン ??? 皐月賞、スプリングS、きさらぎ賞2着
  2着 アドマイヤメイン ??? 青葉賞、毎日杯
  3着 ドリームパスポート ??? きさらぎ賞、皐月賞2着
 
 皐月賞、ダービーの2冠馬の出現年、青葉賞勝ち馬がダービー2着馬、皐月賞馬券対象馬は全部優先権獲得馬でダービーの馬券対象馬は全部重賞勝ち馬……類似点が非常に多い。

 違いはダービー馬、皐月賞2着馬に古馬戦出走歴があることだろう。

 ただ、これだけではただのデータ戦で解析もクソもないので、まじめに考えたいのだが、まじめに考えても結論が同じになった。

 結論からだが、今回の◎は大外枠に入ったアドマイヤメインに入れる。

 この馬の500万下勝ちが取消戦、祝日施行の青葉賞勝ち……、と中京で開催される今年にはうってつけの経歴を持っている。

 そして、メイショウサムソンが2年連続の3冠馬となるためには、代替開催のここを負けることが必要ではないかとも考えており、今回はアドマイヤを上位評価したい。

 相手筆頭には、前走で古馬戦に勝ったトップオブサンデーと組んだドリームパスポートを筆頭とし、その後にメイショウサムソン、54回と今回と同一開催数となっている京都新聞杯を勝ったアペリティフをあげる。

 最後に、取捨選択に迷うのがフサイチリシャールだが、昨年の2頭取消戦朝日杯FS勝ちを評価して押さえたい。

 ちなみに、今回、久々にあげる無印の人気馬はタマモサポート。
 ハンデ戦化し、さらには名前を変えてリニューアルした「ラジオNIKKEI賞」勝ちが今回は邪魔をするのではないだろうか。
 
【 買い目 】 馬連流し 4点


【 結果 】
1着 ○ 13 ドリームパスポート 2着 ▲ 02 メイショウサムソン 3着 -- 11 ソングオブウインド
( ◎ 16 アドマイヤメイン 7着 )

【 再考 】
 先週のローズSがチューリップ賞の1着、2着で決まったのと同じく、今回はきさらぎ賞の1着、2着で決まった。

 代替開催ということで、空洞化したかったということもあるのだろう。

 ◎を安直にアドマイヤメインにしたが、サンプルであげた年にはダービー馬の宝塚記念出走という事実があった。

 もう少し、これを検討することで、ロブロイの年の単純な再来にはならないという判断をするべきだったかもしれない。
 
 しかし、代替開催だったということで、祝日施行トライアル青葉賞勝ちを評価した。
 その青葉賞は奇数日「3日目」施行。

 今回は「6日目」ということもあり、違うということだろうか。
 
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