●第49回 サンケイスポーツ賞 阪神牝馬ステークス(G2)● 
    4月8日阪神11R 芝1400m、牝、国際、別定、指定

    4月7日更新
    変更点 12月1600m→4月1400m、国際化、特指→指定、別定規定変更
04 ラインクラフト 57 福永 12 エアメサイア 57 武豊
03 デアリングハート 55 デムーロ -- --

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
44回 01年 5阪6芝16、牝、混、別、特 名称変更   エアトゥーレ
45回 02年 5阪6芝16、牝、混、別、特 馬単・3連複発売 6R⇔7R ダイヤモンドビコー
46回 03年 5阪6芝16、牝、混、別、特     ファインモーション
47回 04年 5阪6芝16、牝、混、別、特 3連単発売 9R⇔10R ヘヴンリーロマンス
48回 05年 5阪6芝16、牝、混、別、特 賞金減額(6000→5500)   アドマイヤグルーヴ
49回 06年 2阪5芝14、牝、国、別、指 12月1600m→4月1400m、国際化、特指→指定、別定規定    
 
【 考察 】

 今年から大幅に日程や条件が変更され、ヴィクトリアマイルへのトライアルと化した。

 非常に弱気と受け取られても仕方ないのだが、こういったサンプリングなきレースは本来は見送るところであることを、まずご承知いただきたい。

 今回は大幅に条件が変更される以上、「阪神牝馬S」のレース史だけで見ることはできない。
 
 新設G1ヴィクトリアマイルのトライアルとして、新生された阪神牝馬S。
 一番手早く狙える下級条件戦を一気に駆け上がってきた馬の出走がない以上、オープン在籍馬の取捨選択が焦点となる。

 G2勝ちによる56Kの出走馬がおらず、G1勝ちの57K出走2頭とその他55K出走の10頭という構成となったが、7頭いる4歳馬の中で唯一、古馬オープン加算歴を持つラインクラフトの経歴が異様に映る。

 別にここから始動しても何ら問題はなかったと思うのだが、あえて高松宮記念に出走し、そして2着に力走した実績を今回は評価したい。

 相手馬だが、指定戦化した以上、指定戦賞金加算歴を求めたい。

 そうなると昨秋、ローズSから秋華賞をぶっこ抜いたエアメサイア、昨春のNHKマイルCでラインクラフトの2着と力走したデアリングハートの2頭は外せず、あとの馬は直前加算が次年変更の最終戦ばかりの馬が揃ったため狙いづらい。

 そのため、今回はラインからシンプルに2頭だけ相手に選びたい。
 ライン−エアは昨年のローズS、秋華賞の裏、ライン−デアリングは昨年のNHKマイルCの表の組み合わせとなり、昨年のG1の裏表のコピーとなるので、来年への影響も薄く、新生高松宮記念を力走したラインに報いるいいチャンスとなるだろう。

【 買い目 】  馬連流し 2点
 

【 結果 】
1着 ◎ 04 ラインクラフト 2着 ○ 12 エアメサイア 3着 -- 10 スナークスズラン
( ▲ 03 デアリングハート 12着 )
( 馬連 210円 )( 参考:馬単 320円 )

【 再考 】
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