●第1回 阪神カップ(G2)● 12月17日阪神11R 芝1400m、国際、定量、特指 12月16日更新 変更点 新設
【 過去0年経歴 】
【 考察 】 昨年までは阪神牝馬Sがあったが、春に移行したこともあり、今年から新たに阪神Cが設定された。 この距離で設置された理由だが、「平成18年 競馬番組表について」には下記のような記載が見られる。
見るべき点は「スプリンターとマイラー双方」という文言。 JRAとしては、「スプリンターズS→(スワンS、富士S)→マイルCS→阪神C」というレースローテーションを取って欲しい、そして「香港スプリントへ行くのではなく、ここに出なさい」、ということではないだろうか。 その主催者が企んだ(?)ローテーションで参戦する馬が3歳馬ステキシンスケクン。 スプリンターズSは逃げ失敗でビリ負け、マイルCSが飛ばしすぎで18頭立14着に失速と散々な成績だが、このローテーションを取ってきたことは評価したい。 そして、遅すぎるのだが今頃になって見えてきたこともある。 この阪神開催では、鳴尾記念、ギャラクシーSと古馬オープンは2クラ行われた。 その1着馬、サクラメガワンダーにシーキングザベスト。 賞金を直前に加算したレースは、いずれも次の年には変更されることが決まっているオープンのレース。しかも着順は「1着」。 サクラメガワンダー ラジオたんぱ杯2歳S1着 → 翌年からラジオ「NIKKEI」杯2歳Sに名称変更 シーキングザベスト 武蔵野S1着 → 来年の別定規定が変更 かつ、この2頭には「古馬の定量条件戦歴」を持っていない。 今年の出走馬でそういった馬は、ビーナスライン(函館SS1着 → 来年は別定規定が変更)になる。 (直前加算でなければ、ステキシンスケクン(アーリントンC → 来年から「外回り」コースを使用 ) この上記2レースの連対馬を見てもそうなのだが、今開催は「3回阪神」という例年よりも少ない開催回数であり、そういう開催数のレースでは正規戦歴や古馬定量条件戦勝ちが邪魔になるということではないだろうか。 そのため、今回は取消戦京成杯AH勝ちを直前の賞金加算歴とし、さらにはスプリンターズSとマイルCSの両方に出走したステキシンスケクンを狙いたい。 相手筆頭は前述したビーナスライン。 他馬だが、「特指」戦で年内唯一の外国馬の出走となったコートマスターピース、枠連万馬券戦となったスワンS連対馬のプリサイスマシーン、シンボリグラン、「有力馬の出走を促進」することで定量戦の恩恵を受けるG1馬からは、当日の施行順を変更し京王杯SCを勝ったオレハマッテルゼを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 5点 【 結果 】 1着 -- 10 フサイチリシャール 2着 △ 07 プリサイスマシーン 3着 -- 13 マイネルスケルツィ ( ◎ 01 ステキシンスケクン 出走取消、○ 09 ビーナスライン 8着(1着同枠)、▲ 06 コートマスターピース 9着 ) ( 騎手変更 02 ダイワパッション 長谷川→和田、△07 プリサイスマシーン 松岡→安藤 ) 【 再考 】 |