●第41回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(オークスTR)(G2)● ( 3着まで優駿牝馬優先出走権 ) 4月23日東京11R 芝2000m、3歳、牝、混合、馬齢、指定 4月20日更新 変更点 当日7R⇔8R
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 混合化した03年以降、「桜花賞トライアル出走組」vs「桜花賞トライアル未出走」の組で連対している。
過去3年間の連対馬には桜花賞トライアル4着馬がずらっと並んでいるのだが、ちなみに02年の1着馬ニシノハナグルマもアネモネS4着馬。 今年、桜花賞トライアルに出走した馬は5頭。トライアル4着馬ばかり起用しているのだが、今年はチューリップ賞4着馬のテイエムプリキュアが出走する。 フローラSで連対した桜花賞トライアル4着馬は、桜花賞トライアル後のレースに出走した年と、レースに出走せず一発での権利鳥をかけてここへ直行する組とが1年おきで繰り返して出現しているが、今回は順番的には「出走」になる。 そのテイエムプリキュアには桜花賞8着という出走歴があり、また、メイショウオスカルが制した04年は「非3連単戦」の最終戦にもなるので、今回、当日の施行順序を入れ替えたこともあり、テイエムが走る要素は揃ったとみたい。 また、3連複馬券発売後、そのトライアル4着馬には3連複(3連単発売後は3連単)馬券対象歴が必要となっているが、テイエムも阪神JF1着で持ち合わせており、問題はないだろう。 そして、唯一の「牡馬混合芝500万勝ち」を持っている点も評価したい。 そのため人気になるだろうが、テイエムプリキュアから入りたい。 相手だが、テイエムにトライアル後の加算歴がない以上、トライアル後の加算歴を同距離500万で持つマイネサンサンは外せない。 他馬では狙いづらいが、2歳戦しか加算歴がなく、2歳オープン歴を持つものの、桜花賞トライアルに出走していないアイスドールを3番手。 また、トライアル終了後に未勝利を脱出して一発大がけでオークスの権利取りを狙う馬が多くいるが、その中からはこの枠連ゾロ目で牡馬混合の未勝利を脱出したハギノプリンセス、桜花賞TR出走歴を持つ2頭で固められた6枠からヤマニンエマイユ、逆にTR未出走歴で固まった1枠からオリオンオンサイトを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 -- 03 ヤマトマリオン 2着 -- 02 ブロンコーネ 3着 -- 09 アクロスザヘイブン ( ◎ 10 テイエムプリキュア 7着、○ 15 マイネサンサン 11着、▲ 07 アイスドール 8着 ) 【 再考 】 混合化以降、このレースの1着馬には「重賞出走→負け」という共通項があった。 今回は当日の施行順変更があったため、それを無視して重賞勝ちを唯一持つテイエムプリキュアを◎にしたが、これは失敗。 勝ったのは、チューリップ賞14着の2勝馬ヤマトマリオンだった。 この馬で特筆すべきことは、2番組(秋、春)での加算歴を持っていること、5段階(新馬、未勝利、500万、OP、重賞)の全クラスに出走歴があること、牡馬混合500万勝ちと重賞負けをセットで持っている馬が唯一この馬だけということ、といったところだろうか。 一方の2着馬ブロンコーネ。 この馬の特筆事項はハギノプリンセスとともに「最遅デビュー」であり、かつ「最遅未勝利勝ち」といったところか。 しかし、これはハギノプリンセスも同じ。 となると、やはり牝馬限定戦勝ちの効果か、それとも同枠馬の違いということになるだろうか。 同枠馬オリオンオンサイトも2月デビューの1勝馬だが、ホウショウルビーと違ってフラワーCの出走歴がある。 こういったところしか見えていないが、全く見当違いの予想であり、結果であった。 また、見えたものがありましたら追記します。 |