●第40回 スプリンターズステークス(G1)●
     10月1日中山11R 芝1200m、国際、定量、指定

     9月30日更新
     変更点 賞金増額(9400→9500)、国際G1認定など(詳細は下表参照)
14 サイレントウィットネス 57 コーツィ 03 レザーク 57 サンマル
13 テイクオーバータゲット 57 フォード 07 オレハマッテルゼ 57 柴田善
× 12 シンボリエスケープ 57 蛯名 -- -- --
 (注 騎手欄 コーツィはコーツィー、サンマルはサンマルタン)

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 4新8芝12、国、定、指 代替新潟、馬単・3連複発売   ビリーヴ
37回 03年 5中8芝12、国、定、指 代替戻り 9R⇔10R デュランダル
38回 04年 4中8芝12、国、定、指 50周年記念、3連単発売   カルストンライトオ
39回 05年 4中8芝12、国、定、指     サイレントウィットネス
40回 06年 4中8芝12、国、定、指 賞金増額(9400→9500)、国際G1認定
(TRアイビスSD→キーンランドC)
(TRセントウルS G2昇格)
(グローバルスプリントチャレンジ第6戦)
   

【 考察 】
 秋のG1開幕戦、スプリンターズSがやってきた。

 見た目は全く変わっていないように見えるが、上表にあるように、本体を含めて大幅に設計が変えられたといっていいだろう。

 そして3年連続でやってきた外国馬。
 これらの扱いでガラッと変わってしまうのではないだろうか。

 さて、そういった前説はこれくらいにして、本題に入りたい。

 今回はトライアルレースが2戦組み込まれたサマースプリントシリーズを否定する結果が起きても何らおかしくはない。

 というのは、サマースプリントシリーズとして設計された5戦すべてが条件を前年から変更している。
 
 スプリンターズSも賞金増額という点で変更しているが、レース当日の施行順変更や取消がなかったアイビスSD、北九州記念の勝ち馬が出走していないことがひっかかってしまう。

 これでスプリンターズS当日に施行順の変更でもあれば狙えるのだが、そうでない以上狙えない。
 そのため、サマースプリント組は全馬、評価を1段階下げた状態から考える。

 では、何を狙うかということだが、今回は外国馬サンレントウィットネスから入りたい。

 変更戦だらけのサマースプリントポイント経由馬を連対枠に迎え入れることは今回はほとんど許されないのではないかと考えられるので、秘かにサマースプリント出走歴なしの馬だけの枠がつくられることを期待していたのだが、その願いは叶わなかった。

 その代役としておかれたのが、今回の7枠に見られる外国馬が2頭同枠配置ではないだろうか。

 9月開催になってからのスプリンターズSでは外国馬が出走した年は連対枠に迎えていることがあげられる。

 (04年 アジュタウンエクスプレス 1着同枠、05年 サイレントウィットネス 1着)

 安田記念で2着に前年勝ち馬アサクサデンエンが入ったが、この馬も海外帰りだった。
 海外組の前年1着馬はまだ狙えるとみて、今回狙いたい。

 相手本線には同じ外国馬のレザークをあげる。

 その狙いとしては、このレースが組み込まれている「グローバル・スプリント・チャレンジ」との関連性。

 全7戦のうち、残すはここと12月の香港スプリント。
 ここに出走するテイクオーバーターゲットが勝てばチャンピオンが確定してしまうが、逆転の可能性を残すのはレザークのみ。最終戦までその楽しみを残すような形にするのではないだろうか。

 そのためには、ここを勝つことが絶対条件となるので、この馬を持ってくることも考えられる。

 3番手にもサイレントとの枠連ゾロ目決着もありうるとみて同枠のテイクオーバーターゲット。

 日本馬ではサマースプリントシリーズ未出走のオレハマッテルゼ、シンボリエスケープを押さえたい。

【 買い目 】 馬連上位4頭ボックスと◎−×の7点。


【 結果 】
1着 ▲ 13 テイクオーバーターゲット 2着 -- 04 メイショウボーラー 3着 -- 02 タガノバスティーユ
( ◎ 14 サイレントウィットネス 4着、○ 03 レザーク 7着(2着同枠) )

【 再考 】
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