●第66回 桜花賞(G1)● 4月9日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、定量、指定 4月8日更新 変更点 なし
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 昨年と同様にトライアルで発行された優先権を全馬が使用して桜花賞に参戦してきた。 まず、考えたいのは過去の1着馬の経歴。 ただし、サンプルとして考えるのは外国産馬が開放された現行規定となってからの2年間としたい。
見事なまでの構図となった。 4頭とも新馬勝ちで揃えているが、片方は500万下からフラワーC勝ち、もう片方は2歳重賞から阪神JF出走、そしてトライアルで優先権獲得と対極的な形となっている。 では、今年出走する18頭をまとめてみたい。
昨年までにならってキステゥヘヴンから……、なんていいたいかもしれないが、これは消える手ではないだろうか。 というのも、フラワーCは今年から「時事通信杯」の冠名が消えたことと昨年の桜花賞が第65回とゾロ目前年戦。 ゾロ目を打った今年に来るパターンではなく、昨年までと対照的な結果になると見たい。 ちなみに、キステゥヘヴンは押さえまで。 この2年間の連対馬とは真逆の馬を狙うとすると、シェルズレイが辿ってきた道(初勝利が未勝利戦、500万平場勝ち、2歳重賞とオープン特別負け、トライアル2着優先権)は絶好の形ではないだろうか。 同枠に似たようなキャラクターとなったフサイチパンドラが入ったことも注目して、シェルズレイを◎としたい。 相手だが、夏秋春の3番組で賞金を積み重ねてきた実績馬コイウタを筆頭。 同枠馬ウエスタンビーナスとともにトライアル未経験馬で枠を組んできたこととも評価したい。 同距離重賞で賞金を加算してきた馬が数多くいるが、阪神JFに出走しないで同距離重賞で賞金を加算してきたのはこの馬だけということとを評価してアドマイヤキッスに▲。 その後は、前述したように、「未勝利→500万パス→フラワーC」と、これも昨年までにないパターンで道を開いたキステゥヘヴン、4枠のほかに優先権保持馬が同居したもう1つの枠となる1枠からは、同距離戦での賞金加算歴を持つアサヒライジング、枠連ゾロ目の可能性もあるとみて、フサイチパンドラまで押さえたい。 【 買い目 】 ◎から馬連流しと○−▲の馬連 計6点 【 結果 】 1着 △ 14 キストゥヘヴン 2着 ▲ 08 アドマイヤキッス 3着 ○ 12 コイウタ ( ◎ 16 シェルズレイ 5着 ) ( 参考:馬連 1550円、馬単 4370円、3連複 3810円、3連単 27460円 ) 【 再考 】 ×アサヒライジングが4着だったため、5連複的中!となるのだが、そんな馬券は存在せず完敗。 よく使う、馬連上位4頭ボックスならば問答無用の的中だったが、こういうときに限って軸馬流しをフォーカスであげ、おまけに勝ったのが、「押さえまで」と明言した△キストゥヘヴンだから、たちが悪い。 昨年までの路線を否定するということから、ダイワパッションの無印は正解だったが、昨年までのフラワーC組の通ったルートはあくまでも「新馬勝ち→500万勝ち→「時事通信杯」フラワーC連対」。 今年のキストゥヘヴンは「未勝利勝ち→500万パス→フラワーC」だったため、これを真逆ときっちりと受け取ればキストゥヘヴンをもう少し信頼する手もあっただろう。 2着馬の▲アドマイヤキッス。 レースの1時間前に資料を見直していたら、この馬だけが「阪神JFに出走していない同距離重賞連対馬」であり、おまけに未勝利戦勝ちだったことが判明。シェルズレイからの馬連が予想よりも高倍率だったこともあり、PATでアドマイヤからの流し馬券も付け足した。 (最終的には馬連9点と3連複◎▲2頭流しの4点を持っていた……持ちすぎだよね(--;)) 1頭だけという形になった場合は狙うようにはしているが、この形は盲点。 ◎シェルズレイは5着。 2年前の2着馬アズマサンダースの裏になるとみていたが、どうやら見当違いだったようです。 連対してもいい経歴でしたが、阪神JF出走が邪魔をしたかもしれません。 「直近の2年間を否定する」という形式で予想をしましたが、1着馬、2着馬ともに昨年の連対馬とは内容を変えて参戦していたため、ここでも通用したのでしょう。 そう考えたいです。 |