●第26回 ジャパンカップ(国際招待)(国際G1)●
     11月26日東京10R 芝2400m、国際、定量、指定

     11月25日更新
     変更点 なし
06 ディープインパクト 57 武豊 01 ハーツクライ 57 ルメール
07 ドリームパスポート 55 岩田 03 ウィジャボード 55 デットーリ

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
21回 01年 5東8芝24、国、定、指   7R→8R→11R ジャングルポケット
22回 02年 4中822、国、定、指 馬単・3連複発売、代替中山芝22   ファルブラヴ
23回 03年 4東824、国、定、指 東京芝24戻り、FG16頭→18頭   タップダンスシチー
24回 04年 5東8芝24、国、定、指 3連単発売、10R→11R   ゼンノロブロイ
25回 05年 5東8芝24、国、定、指 11R→10R   アルカセット
26回 06年 5東8芝24、国、定、指 (外国招待馬牝馬2頭のみ)    

【 考察 】

 JCダートを3歳馬アロンダイトが制し、2着に前年の2着馬シーキングザダイヤという結果になった。
 この結果を見て、考えられることが1つある。

 というのは、古馬で「G1初制覇!」 を果たしたのは、オレハマッテルゼ(高松宮記念)以来。
 その高松宮記念とJCダートには「前年1着馬不出走、2着馬の出走、そして外国馬なし」という共通点がある

 外国馬の存在を抜きにして考えれば、G1未勝利で挑むドリームパスポートにとっては最高の援軍となったであろう。

 しかし、問題点が発生する。

 それは、オレハマッテルゼ、アロンダイトともに、「G1どころか重賞すら勝ったことがない」ということ。
 
 JCにはそういった馬はいない。
   
 一方、このレースは昨年までは「ワールドレーシングチャンピオンシップ」の第12戦として行われていたが、今年はそのシリーズが休止された。

 そうなると、世界シリーズに組み込まれ、いずれも外国馬が勝った安田記念、スプリンターズSとはまた違った結果となるだろう。

 おそらく、このシリーズの休止を最も恨んでいるのはウィジャボードではあるまいか。

 さらには、昨年まで使うことができた「年内GU2勝馬」がいない。

 そして、今回の外国招待馬が牝馬だけという事実。
 
 正規のジャパンカップ1着馬を排出しないのではないだろうか。

 そうなると否応にも出てくるのが、ディープインパクトとなる。
 日本国内で刻んだ対古馬戦は4戦。

 いずれも、当日に何かの変更があったレースだった。

 05.12.25 第50回有馬記念 2着  当日5R⇔6R
 06.03.19 第54回阪神大賞典 1着 当日9R⇔10R、別定規定変更
 06.04.30 第133回天皇賞(春)1着 当日9R⇔10R
 06.06.25 第47回宝塚記念 1着 「京都」施行

 来年から「ワールドレーシングチャンピオンシップ」もリニューアルされる予定らしいが、その休止年となった今年を、さらには来年からパートT国に昇格するということは、今年は「パートU国としての最終年」となる。

 新しく幕を開ける来年に新キャラクターの登場を任せ、この1年を任せるために秋の古馬マイル〜中距離路線をダイワメジャーに、年間を通した長距離路線をディープインパクトに任せるということも考えられる。

 そうなると、◎をいれざるを得なくなる。

 ただし、前売りで単勝1.6倍の馬を◎とするなら、相手を絞る必要がある。

 相手には有馬記念の裏表となり、かつ馬券対象としてここ5年続いているダービー2着馬ハーツクライを筆頭。
 その後は、G1で2着までの3歳馬ドリームパスポートに外国馬2頭出走という事実がひっかかるのでウィジャボードを押さえる。

 ネオユニヴァース以来の当年ダービー馬として出走するメイショウサムソン。
 TRで負けたり、菊花賞で連をはずすなど類似点が多いこともあり、今回ははずしたい。

【 買い目 】 馬連流し 計3点


【 結果 】
1着 ◎ 06 ディープインパクト 2着 ▲ 07 ドリームパスポート 3着 △ 03 ウィジャボード
( ○ 01 ハーツクライ 10着 )
( 馬連 750円 )
( 参考:馬単 860円、3連複 1400円、3連単 3830円 )

【 再考 】
 ディープインパクトが最後方待機から直線一気の「飛ぶ」走りを見せて快勝した。
 2着にドリームパスポートが入り、完全なる枠連ゾロ目決着。

 勝たせるなら、ハーツクライとの「有馬裏表コピー戦」、ドリームパスポートとの「枠連ゾロ目」、ウィジャボード、フリードニアとの「外国馬相手」のいずれかと思っていたので、この結果はなんら問題も考えることもない。

 やはり、パートU国最終戦、そして牡馬招待馬不在、定量条件戦賞金加算馬なしの今年は新しい古馬G1馬を排出することは求めていないのだろう。
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