●第10回 ガーネットステークス(G3)● 
    1月8日中山11R ダート1200m、国際、ハンデ、指定

    1月7日更新
    変更点 国際化
08 ブルーコンコルド 59 幸 13 ディバインシルバー 57 後藤
04 シルヴァーゼット 55 津村 09 テイエムアクション 56 橋本
× 05 ケイアイメルヘン 52 吉田豊 × 07 コパノフウジン 54 長谷川

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
6回 02年 1東2ダ12、混、別、指 代替東京、3日→2日   ブロードアピール
7回 03年 1中4ダ12、混、H、指 馬単・3連複発売、代替戻り、別定→ハンデ、2日→4日   ニホンピロサート
8回 04年 1中3ダ12、混、H、指 4日→3日 10R変更(若水賞→東雲賞) マイネルセレクト
9回 05年 1中3ダ12、混、H、指 3連単発売、賞金減額(4200→3900)   メイショウボーラー
10回 06年 1中3ダ12、国、H、指 国際化    
 
【 考察 】
 この中山開催の古馬重賞は今年から揃って国際化された。
 本来ならば、国際化されたハンデ重賞という見方をしていけばいいのだろう(そうなると◎はシルヴァーゼットになる)が、東西金杯があまりにも見事な完敗(中山金杯は◎が発走除外というオマケつき)だったので、少し見方を変える必要があるかもしれない。
 
 ( 参考 昨年国際化されたハンデ重賞)  
中京記念 条件歴 オープン歴
1着 メガスターダム 松籟S準(1着同着) (G2のみ出走あり、連対なし)
同枠 カゼニフカレテ (出走あり連対なし) (G3のみ出走あり、連対なし)
2着 サンライズペガサス 出走歴なし (G2のみ出走あり、連対なし 京都記念2着同枠)
同枠 オトコノユウジョウ (出走あり連対なし) 出走歴なし
新潟大賞典    
1着 エアセレソン 寿S準、難波S準 (G2のみ出走あり、連対なし)
同枠 ツルマルヤカニセ サマーS準(8頭)、但馬S準 (OP特別のみ出走あり、連対なし)
2着 カンファーベスト 出走歴なし (OP特別のみ出走あり、連対なし)
同枠 エリモマキシム 大原S準(9R⇔10R)、宝塚市制10 カシオペアS

 このレースをタテに見ると、毎年見事なまでに何らかの条件が変更されていることがわかる。
 昨年こそ初ダートとなったメイショウボーラーが勝ったわけだが、似たような経歴を持つアンブロワーズがいけるかというとそうでもないだろう。

 何せ、この馬は昨年未連対。推す材料がなさ過ぎる。

 「国際化初年、翌年ゾロ目開催戦」という視点で3連単発売後の重賞を見ると、一昨年はなく、昨年は7レース。

 その7レースの勝ち馬は栗東Sをコピーした結果となったプロキオンS以外はすべて直近1年間に重賞勝ちをした馬が勝っている。

 そういった視点から出走馬を見ると、重賞勝ち馬マイネルモルゲンが回避したことで、重賞3連勝中のブルーコンコルドの実績がずば抜けて光るように見える。

 そのため、今回はこの馬を◎としたい。

 相手だが、同じ重賞連対歴のあるディヴァインシルバーが筆頭、当初の見方では◎も入れれたシルヴァーゼットを▲、枠連ゾロ目の組み合わせとなるテイエムアクションに△として、他の1600万勝ちの2頭を押さえの×としたい。

【 買い目 】  馬連流し 計5点
 

【 結果 】
1着 -- 10 リミットレスビッド 2着 ▲ 04 シルヴァーゼット 3着 × 07 コパノフウジン
( ◎ 08 ブルーコンコルド 5着、○ 13 ディバインシルバー 7着 )

【 再考 】
 素直に「国際化されたハンデ重賞」という見方で▲シルヴァーゼットに◎を入れておけばよかった。
 2着馬も過去1年間にはオープンでの加算歴はないものの、それ以前に加算歴がある馬という見方でいけば、リミットレスビッドを拾うことはできたかもしれないが、いかんせんそれは結果論。

 ◎とした人気馬ブルーコンコルドのまくりが失敗に終わった時点で複雑にした自分の戦略ミスであった。
 
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