●第42回 中日新聞杯(G3)● 
    12月3日中京11R 芝2000m、父内国産、ハンデ、特指

    12月2日更新
    変更点 3日1800→2日2000、別定→ハンデ。当日4R⇔5R。出走取消 10ドラゴンキャプテン52
01 トーホウアラン  55 ルメール 14 マヤノライジン 56 池添
12 ツルマルヨカニセ 56 ペリエ 13 ミツワスカイハイ 52 長谷川
× 04 トウショウシロッコ 53 吉田豊 × 06 インティライミ 57.5佐藤哲

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
37回 01年 3名5芝18、父、別、特   取消 グランパドドゥ
38回 02年 3名3芝18、父、別、特 馬単・3連複発売、5日→3日 取消2頭 マイソールサウンド
39回 03年 3名3芝18、父、別、特   枠連ゾロ目 プリサイスマシーン
40回 04年 3名3芝18、父、別、特 3連単発売   プリサイスマシーン
41回 05年 3名3芝18、父、別、特 賞金減額(4300→4100)   グランリーオ
42回 06年 4名2芝20、父、H、特 3日1800→2日2000、別定→ハンデ 取消、4R⇔5R  
 
【 考察 】

 今年から条件が変更され、さらには10ドラゴンキャプテンが出走を取り消した。

 上表にあるように、出走取消があった中日新聞杯は2回あるが、ともに前走で条件戦を2着に負けた馬が勝ち、2着には重賞2着歴を過去1年内に持つ馬が来ている。
 
 後者に該当するのはトウショウシロッコだが、前者に該当する馬がいない。

 そのため、別の視点から見てみたい。

 出走取消が発生したことで、来年以降のサンプリングレースとなることはなくなった。

 それならば、狙うは2頭だろう。
 まずは、祝日施行のセントポーリア賞と54回京都新聞杯を勝ったトーホウアラン。
 もう1頭は、取消、7頭立ての小倉日経OPを勝ったツルマルヨカニセ。

 オープン連対歴を持つこの2頭に、来年は消えてしまう下鴨Sを勝ってオープン入りしたマヤノライジン。

 この3頭を上位評価したい。

 その後は代替開催の熊野特別2着、9R設計10R施行の変更戦となった高雄特別2着と、何らかの変更のあったハンデ戦で2着が続くミツワスカイハイを穴で狙い、あとは取り消し戦のルーツを守るというのならトウショウシロッコ。

 最後に、本来なら切りたかったインティライミ。
 前走の天皇賞1着同枠歴を考えると、走る路線が違い、ここでは出番がないと考えたいが一応押さえたい。

【 買い目 】 馬連流し 5点
 

【 結果 】
1着 ◎ 01 トーホウアラン 2着 × 06 インティライミ 3着 ○ 14 マヤノライジン
( ▲ 12 ツルマルヨカニセ 6着 )
( 馬連 1330円 )( 参考:馬単 2680円、3連複 2250円、3連単 11490円 )

【 再考 】
 配当は思ったよりも安かったが快勝ということで(笑)。

 勝った◎トーホウアランは本文中にも記載したとおり、直前加算の「第54回」(ゾロ目前年戦)京都新聞杯勝ちが大きくものをいった。

 3歳馬でもあり、古馬初対戦ということもよかったのかもしれない。
 
 一方の2着馬インティライミ。
 昨年のダービー2着以来、賞金加算歴がない馬だが、この馬が2着に入ったダービーは最後の「1日11競走編成日のダービー」ということで再現不可能。

 おまけに前走の天皇賞は「慶祝競走」でこれまた2度とないレース。
 そういったレースでこそ走る宿命を与えられた馬なのだろう。
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