●第44回 農林水産省賞典 愛知杯(G3)●
     12月16日中京11R 芝2000m、牝、国際、ハンデ、特指

     12月15日更新
     変更点 6月2回6日混合→12月4回(通年3回)5日国際、特指化、当日8R→9R→10R
14 アドマイヤキッス 56 武豊 15 ソリッドプラチナム 53 小牧
06 ニシノフジムスメ 53 藤田 03 レクレドール 56 柴山
× 12 ロフティーエイム 53 石橋脩 × 05 コスモマーベラス 56 安藤

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
40回 02年 2名6芝20、父内国産、H 5日→6日   トウカイパルサー
41回 03年 2名6芝20、父内国産、H 馬単・3連複発売   カゼニフカレテ
42回 04年 2名6芝20、牝、混、H 父内国産→牝、混合   メモリーキアヌ
43回 05年 2名6芝20、牝、混、H 3連単発売、賞金減額   マイネソーサリス
44回 06年 4名5芝20、牝、国、特、H 日程変更、国際化、特指化 8R→9R→10R  

【 考察 】
 今年から冬の開催に移行し、国際化された。

 そうなると、考えられることは2つ。
 「エリザベス女王杯の敗者復活戦」か、「新しく牝馬重賞路線に殴りこみをかけてくる馬の参戦」。

 しかし、ハンデ戦ということもあり、前者が起きる可能性は薄いだろう。

 本来なら、完全なるリニューアル戦として扱うことを視野に入れた予想をしなければいけないが、当日の8Rから10Rの施行順を変更することが決まっている。

 そうなると、「リニューアル」というセリフを使ってこのレースを検討することになるのは1年先送りになったと考えたい。

 では、どうするか?ということだが、「リニューアルしたイメージを見せつつも、再現不可能な馬を起用する」というケースがベストではないだろうか。

 そのリニューアルしたイメージを与えるのはやはり3歳馬。

 昨年までならばオークスの2週後ということで、よっぽどのことがない限りはここに出走することはなかっただろう。

 さらには、「再現不可能」という点では、ぴったりの馬が8枠に並んだ。

 8枠14番 アドマイヤキッス   チューリップ賞、ローズS、桜花賞2着
 8枠15番 ソリッドプラチナム  マーメイドS

 アドマイヤのローズSは中京、ソリッドのマーメイドSは京都での「代替開催」。
 アドマイヤのチューリップ賞、桜花賞はともに「外回りではない」阪神芝1600で施行された最終年。

 すべて、来年は行われないことが確定している。

 そういったレースを経験しつつ、今年から始まった古馬条件定量戦を経験しないままここにやってきたことは評価できるだろう。

 したがってこの枠から入りたい。

 3番手はニシノフジムスメ。
 この馬を評価するところは3つある。

 ・3歳馬のなかで唯一、エリザベス女王杯に出走していない。
 ・直前加算の忘れな草賞は来年から別定戦に衣替え。
 ・同枠入りしたスプリングドリューは唯一ハンデ戦勝ちでオープン入り。

 その後は取消戦札幌記念で2着に入ったレクレドール、「混合」最終年の福島牝馬Sを勝ったロフティーエイム、マイル戦化した初年のターコイズSを枠連ゾロ目で勝ったコスモマーベラス。

 この6頭に印を入れたい。
 馬券は流しで。
 
【 買い目 】 馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 ◎ 14 アドマイヤキッス 2着 × 05 コスモマーベラス 3着 ○ 15 ソリッドプラチナム
( ▲ 06 ニシノフジムスメ 8着 )
( 馬連 640円 )( 参考:馬単 880円、3連複 1140円、3連単 3680円 )

【 再考 】
このページ最上段へ  トップページへ