●第54回 ラジオたんぱ賞(G3)● 
    7月3日福島11R 芝1800m、3歳、混合、別定、特指

    7月2日更新
    変更点 混合化、3連単発売
14 トーセンロッキー 55 後藤 04 チョウサン 55 小林淳
08 ピカレスクコート 55 大西 07 コンラッド 55 横山典
03 ワンダーマッハー 55 田中剛      

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
51回 02年 1福6芝18、3歳、別、特 馬単・3連複発売   カッツミー
52回 03年 2福6芝18、3歳、別、特 基本重量変更   ヴィータローザ
53回 04年 2福6芝18、3歳、別、特     ケイアイガード
54回 05年 2福6芝18、3歳、混、別、特 混合化、3連単発売    

【 考察 】
 一度は内国産に限定されたこのレースだが、再度混合化されることになった。
 別名「残念ダービー」といわれてもいるが、ここ10年間では2回しかダービー帰りの馬は勝っておらず、最近は全く別の形のレースとなっているといってもいいであろう。

 考察に入りたい。

 この時期の3歳重賞は春先とは違った賞金別定規定で行われており、ラジオたんぱ賞と同じ条件の規定(1200万円ごと1K増)を持つのは、先月のファルコンSになる。

 ファルコンSは、3連単馬券発売以外は据え置かれ、カズサライン、フェリシアが1、2着に入ったわけだが、このレースの連対枠を良く見てみると、連対馬のみならず、同枠馬までもがすべてオープンでの連対実績を持っていた。

 それならば、混合化という形でファルコンSとは違った形をこのレースが取る以上、同じことがおきるとは考えづらく、逆のことがおきると考えたい。
 「全馬オープン連対歴あり」の全く逆となれば、「オープン出走歴なし」が最も手っ取り早い手であろう。
 そこで、今回はオープン出走歴のない馬が同居した7枠から狙ってみたい。

 エアアドニス、トーセンロッキーが入っているが、今回の◎はトーセンロッキー。
 この馬の未勝利戦勝ちが枠連ゾロ目1着、500万下勝ちが7頭立て1着。この変則的な戦歴は、翌年55回のゾロ目開催を迎える以上、1回ポッキリとなるここでこそ生かされるものと考えたい。

 他の枠は全て、オープン出走歴の馬が入っている以上、頭としては狙いづらいと考えているが、連の相手筆頭にはチョウサン。
 この馬の同枠馬ワンダーマッハーが前走の鶴橋特別を勝ったことで、唯一の古馬混合戦加算歴を持っている点に着目したい。

 その他の馬としては、8頭立ての500万下を勝ちあがったピカレスクコート、ワンダーマッハーと、施行順を変更した日の500万下勝ちを持つコンラッドをあげたい。
 
【 買い目 】  枠連7−4、2 の2点


【 結果 】
1着 △ 07 コンラッド 2着 ◎ 14 トーセンロッキー 3着 -- 06 エイシンサリヴァン
( ○ 04 チョウサン 12着、▲ 08 ピカレスクコート 6着 )
( 枠連:2870円 ( 参考:複勝 14 550円、馬連 4290円 ))

【 再考 】
 △−◎の的中とはいえ、ほぼ解釈通りの結果となった。
 いい配当の実馬券も的中できたので、何よりである。

 このレースに関しては、「ファルコンSの逆を取る」と考察で書いたのだが、その通りにオープン出走歴がなく、変更のあった500万下勝ちを求めていたということなのだろう。
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