●第10回 プロキオンステークス(G3)●
6月19日阪神11R ダート1400m、国際、別定、指定
6月17日更新
変更点 国際化、3連単発売、賞金減額
◎ |
08 エンゲルグレーセ |
57 佐藤哲 |
○ |
02 サイレンスボーイ |
56 武豊 |
▲ |
05 ニホンピロサート |
57 小牧 |
△ |
10 ステンカラージン |
56 福永 |
△ |
01 マルカキセキ |
56 渡辺 |
△ |
11 ツルマルファイター |
56 上村 |
【 過去3年経歴 】
回数 |
年、日程、条件 |
変更点 |
当日変更 |
1着馬名 |
7回 |
02年 3阪2ダ14、混、別、指 |
夏季番組移行 |
9R⇔10R |
スターリングローズ |
8回 |
03年 3阪2ダ14、混、別、指 |
馬単・3連複発売 |
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スターリングローズ |
9回 |
04年 3阪2ダ14、混、別、指 |
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9R⇔10R |
ニホンピロサート |
10回 |
05年 3阪2ダ14、国、別、指 |
国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900) |
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【 考察 】
今年から国際化され、賞金が減額された。
先週のエプソムCなど、そういったレースは春番組にもいくつかあったのだが、地方交流の一面もあるダート戦は「指定」なので、その条件も含めてレースを検索すると、サンプルは根岸S、阪急杯、アンタレスSとすべて同じ別定規定(G1勝ち馬3K増)を持つ3レースになる。
すべてのレースの1着馬にいえることは、3連単発売後の重賞で賞金を加算していること。
レース名 |
1着馬名 |
直前賞金加算歴 |
第19回根岸S |
メイショウボーラー |
ガーネットS(賞金減額戦) |
第49回阪急杯 |
キーンランドスワン |
セントウルS2着(当日7R⇔8R) |
第10回アンタレスS |
ピットファイター |
武蔵野S |
この条件を持つ馬は、ガーネットSをシンガリ人気ながら、ある種の鬼脚で2着に追い込んだエンゲルグレーセと武蔵野S2着馬のサイレンスボーイ。
いっぽうの2着馬は以下の通り。
レース名 |
2着馬名 |
直前賞金加算歴 |
第19回根岸S |
ハードクリスタル |
赤富士S1600 |
第49回阪急杯 |
カルストンライトオ |
スプリンターズS(50周年記念) |
第10回アンタレスS |
オーガストバイオ |
甲南S1600 |
ダート戦の2レースは2着馬にも共通点があり、ともに直前加算が1600万下別定の3連単発売戦であった。(ちなみに10R設計・施行で前年との変更なし)
今回、これに該当する馬はステンカラージンとマルカキセキなのだが、ステンカラージンの直前加算戦立夏Sは前年と条件が変更された11R施行である点、一方のマルカキセキは12R施行の50周年記念ゴールデンジュビリーS勝ちという点がそれぞれ気になる。
他に考えられる馬は、3連単発売後の重賞という面で見れば、南関東公営G3さきたま杯を勝ったニホンピロサート。
また、サンプルとしてあげた3レースには、いずれも前年出走歴を持つ馬が入っている。
レース名 |
連対枠前年出走歴 |
前年着順 |
第19回根岸S |
1着同枠 シャドウスケイプ |
前年 3着 |
第49回阪急杯 |
1着現物 キーンランドスワン |
前年 5着 |
第10回アンタレスS |
1着同枠 ヒシアトラス |
前年 3着 |
前年3着馬が同枠配置された馬が勝っていることになる。しかし、前年3着のインタータイヨウは出走せず、前年3着同枠馬のニホンピロサートが代わりに出走している。あと、他に前年出走歴を持つ馬は、エイシンハンプトン、ツルマルファイター、ブルーコンコルドの3頭となっている。
そこで、今回の結論であるが、JRAの3連単発売重賞での賞金加算歴を有する2頭の序列を直前加算が重賞となっているエンゲルを上とみて、この馬を◎、サイレンスは2番手評価として○とする。
あとは、前年加算歴が気になるがニホンピロを3番手として、押さえにステン、マルカの直前加算が準オープンの馬として最後にツルマルいう順位付けとしたい。
馬券はオッズ次第だが、馬連と単複を組み合わせることになるであろう。
【 買い目 】 ◎○から馬連流し 計9点(○▲ならトリガミかな・・・・・・?)
【 結果 】
1着 -- 16 ブルーコンコルド 2着 15 サンライズキング 3着 -- 13 テイエムアクション
( ◎ 08 エンゲルグレーセ 9着、○ 02 サイレンスボーイ 4着 )
【 再考 】
出番なし。
前年出走歴と同距離オープン1着歴を持つブルーコンコルドが勝ち、同枠の3連単重賞未経験馬サンライズキングが2着で枠連のゾロ目決着。
この両馬は栗東Sの連対馬なのだが、栗東Sは当日の施行順序を変更していた。
ブルーコンコルドを起用することは考えられたが、栗東Sが国際化されていないこともあって、先週のエプソムC(国際化初年に国際化したエイプリルS1着馬を起用)のようにはならないと予想したために無印とした。
ゾロ目は全く考えていなかったから、あっさりとあきらめもつく。 |