●第43回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 1月5日京都11R 芝1600m、混合、ハンデ 1月4日更新 変更点 3連単発売
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 3連単馬券が発売されてからの約半年間で、前年と変更がなく、さらに当日も取り消しや施行順序の変更がない「ハンデ、G3」をあたってみると、該当するレースは福島、鳴尾の両農林水産省記念競走しかなかった。 「特指」の冠がどうでるかで話は変わってくるが、もしも特指を考察ベースにあげるのならば、東西の金杯はサンプルなき初戦となる。 ちなみに福島、鳴尾の両記念はセフティーエンペラ、サクラセンチュリーという前走1600万条件負けの2頭がそれぞれ勝った。今回はそれに該当する馬は見当たらないが、過去1年間に条件戦のみの加算歴を持つ馬という見方ができるだろう。 出走馬で該当する馬は、01ゲイリーファントム、02ハットトリック、06マルカキセキ、08ナイトフライヤー、10アルビレオ、11イケハヤブサ、16ナムラスピリットの計7頭で、そのうち2頭が1枠に狙ったかのごとく同居した。 というのは、7ヵ月半の休養明けになる01ゲイリーファントムは登録馬29頭の中で唯一3連単発売戦に出走歴がなく、さらに同枠馬ハットトリックには唯一古馬オープンの出走歴がない。 この組み合わせが非常に気になることもあり、今回はここを軸とし、◎にはどちらでもいいのだが、マイル変更後は6歳馬が勝てないレースであり、また同距離勝ちの実績から考えて、一本被りの人気馬になりそうだが、ハットトリックをあげたい。 相手馬だが、サンプルとして考えられる2戦の2着馬はミスキャストにスズカマンボ。2頭とも通年オープンクラスにのみ出走していた。とはいえ、スズカマンボはクラシックの常連であったが、古馬混成戦は朝日CCの2着のみしか出走歴がなく、ミスキャストもG3とオープンのみの出走で最高は京成杯AHの4着という経歴。 つまり、古馬G2上に出走歴を持たない馬という見方ができるであろう。 そのため、人気になりそうな牝馬2頭オースミコスモ、ダイワエルシエーロをそれぞれ切り、ミスキャストと同様、一昔前に人気になったが、直近一年間ではG3とオープンしか経歴のないタカラシャーディーを○とする。 残りの馬であるが、1000万下勝ちからここへ来たアルビレオを▲、イシノミューズはマイラーズC出走歴が気になるが、同枠シゲルドントイケの対古馬戦歴を評価して4番手の△。1回限りになるであろうキャピタルS勝ちの判断材料に迷いが出るキネティクスを最後の押さえとしたい。 【 買い目 】 ◎から馬連流しと枠連5-5 計5点 【 結果 】 1着 ◎ 02ハットトリック 2着 ▲ 10アルビレオ 3着 -- 14アズマサンダース ( ○ 09タカラシャーディー 7着(2着同枠)) ( 馬連 1200円 )(参考:馬単1410円) 【 再考 】 ◎▲で的中と、上々の開幕となった。欲を言えばもう少し配当がつくとよかったのだが・・・・・・。 上がり馬どうしでの決着となり、やはり、本文中に述べたとおり通年OPでかつ古馬G2以上に出走歴があってはここでは連対する要素はなかったということになるのだろう。 1着枠の1枠だが、やはりあまりに露骨な組み合わせとなった。2着のアルビレオに関してはマイラーズC(5着)歴は気にはなっていたものの2クラス下の1000万条件勝ちを前走で持っていたことが効いたのではないだろうか。 |