●第50回 京成杯オータムハンデキャップ(G3)● 9月11日中山11R 芝1600m、混合、ハンデ、特指 9月10日更新 変更点 賞金減額(4300→4100)
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 ■ タテに見る 注目は今年もここに出走するマイネルモルゲン。 昨年の勝ち馬で一昨年は1着同枠馬として起用された。 馬単・3連複発売後にこのレースで1着枠に入ったのはブレイクタイムとマイネルモルゲンの2頭のみ。 今年、マイネルモルゲンを1着枠入りさせて伝統を守るかどうかは見ものである。 ■ ヨコに見る このレースも他と同じく賞金が減額された。 そこで、「G3、ハンデ戦、1着4100万」でサンプルを取ると、サンプルはシルクロードS、小倉大賞典、ダイヤモンドS、ダービー卿CTの4つとなる。
その中では、55回のゾロ目を打ったダイヤモンドSのウイングランツだけが初重賞で、他は全て重賞を勝っていた。 また、当日の施行順変更と賞金減額以外の変更がなかったのは、ダービー卿CTなので、このレースをサンプルとしてみる。 そのダービー卿CTを勝ったダイワメジャーは古馬戦はオールカマー、天皇賞秋しか出走歴がなく、「指定」戦しか直近一年間では出走していない。 また、同枠馬マイネルゼストとともに対古馬加算歴がなく、3歳限定戦のみで賞金を加算していた。 こうなると、今回出走する3歳馬3頭がどのような枠配置となるかが楽しみである。 ただし、ダービー卿の1着枠に入っていた2頭には「指定」戦連対枠入りがあった点から見ると、3歳馬ではマイネルハーティーに一日の長があるかも。 ■ 結論 マイネルモルゲンが3歳馬と同居して枠を組むと見ていたが、予想とは違った枠となった。 しかし、6枠に3歳馬が同居している。 しかも、「指定」戦で出番の無かったパリブレストが入らず、「指定」加算歴のある2頭。 そこで、今回はその6枠から重賞勝ちのないアイルラヴァゲインよりもNZTを勝っているマイネルハーティーを上と見て馬券を組む。 相手にはそのアイルラヴァゲイン。 重賞勝ち歴のある馬からは、国際化されたNSTオープン勝ちのウインラディウスよりも、前年1着馬マイネルモルゲンを上と見て、こちらを3番手として、今回はこの3頭で終わりとしたい。 同じく重賞加算歴のあるキネティクスだが、この馬が勝ったキャピタルSは唯一の7日目施行の都市であったこともあり、ここにそぐわないとみて無印とする。 【 買い目 】 馬連ボックス 計3点 【 結果 】 1着 ▲ 02 マイネルモルゲン 2着 -- 05 ニシノシタン 3着 -- 10 ウインラディウス ( ◎ 09 マイネルハーティー 8着、○ 08 アイルラヴァゲイン 6着 ) 【 再考 】 伝統は守るべきものか壊すものか?という選挙のようなテーマだったが、このレースに関しては前者だった。 ○にしたアイルラヴァゲインはマイル戦未経験がひっかかっていたが、それが如実に現れた感じ。 さらにここ3年間の2着馬は条件戦加算歴とオープン出走歴を持っていた。 これを満たすニシノシタンが2着に食いこめたとみたい。 同じような条件であったアグネスシラヌイが朝日CCへ回った唯一の馬だったということに配慮しなければいけなかったということだろう。 なぜ、アグネスは出走できなかったのか。 それを考えることが必要だったのではないだろうか。 |