●第12回 函館スプリントステークス(G3)● 7月3日函館11R 芝1200m、混合、別定、特指 6月30日更新、7月2日馬番追加 変更点 3連単発売、賞金減額(4300→4100)
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 的を絞りづらいメンバーとなった。 昨年までの3年間の勝ち馬は上表にあるのだが、当日の施行順を入れ替えた3年前は、対古馬初対戦のサニングデール、2年前は33回高松宮記念勝ちのビリーヴを、そして、取消戦の昨年は「混合」条件下では最終の阪急杯2着歴を直近加算とするシーイズトウショウが勝った。 3連単発売初年の今年は、本来ならば新たなるレース史を築くはずなのだが、「前年から1着賞金の減額以外に変更点がない5000万ごと1K増の別定規定戦」というサンプルで探すと、1月のAJCCしかなく、他は全戦国際化されている。 そのAJCCは「50周年記念」函館記念勝ちのあるクラフトワークが勝った。 とはいえ、そのAJCCは牝馬が出走していない。 その点が今回とは違うのだが、「基本重量から増量のなく、古馬重賞1着歴のある馬」が勝ったとみるのならば、プレシャスカフェ以外は存在しない。 3連単馬券発売初戦の札幌日刊スポーツ杯から当日の施行順変更戦シルクロードSまで3連勝した実績をここで行かせるのではないだろうか。 さらに、今回はメインのこのレース以外は午後のレースを全て当初の予定から施行順を変更して実施することになった。 そうなると、当日の9Rと10Rを入れ替えて施行した今年のシルクロードSを勝ち上がったプレシャスカフェには絶好の構図となるのではなるとみて、人気を集めそうだが、この馬に◎とする。 一方の相手馬だが、今回は捻りたい。 3連単未発売時代の函館2歳S2着で賞金を加算したディープサマーには、こういった当日の順序を変えたレースが絶好の稼ぎ場になるとみている。 そのため、この変更がこの馬にプラスに作用するとみて○、同じく3歳馬で古馬初対戦となるフェリシアを▲とする。 また、こういった当日の設計変更が行われたレースで、3連単発売後は前年連対馬が出走しても連対できない状況が続いている。 そのため、出走馬中、唯一の増量馬であり、国際化されたテレビ愛知OPを直前加算歴とするシーイズトウショウ、プレシャスカフェと組ませることでCBC賞のコピーとなる可能性を秘めたゴールデンロドリゴの揃って出走する前年連対馬の2頭は評価を大きく下げて、4番手評価には同距離オープンの福島民報杯勝ちを持つロードダルメシアンをあげる。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 △ 02 シーイズトウショウ 2着 -- 12 ボールドブライアン 3着 ○ 09 ディープサマー ( ◎ 11 プレシャスカフェ 9着(2着同枠)、▲ 16 フェリシア 7着 ) 【 再考 】 ◎としたプレシャスカフェではなく、同枠馬ボールドブライアンが2着。 ボールドブライアンには「55回、国際化」東京新聞杯1着同枠歴があるものの、前走の「記念競走」バーデンバーデンCをしくじったことがひっかかり、評価をさげた。 施行順変更日シルクロードS勝ちのプレシャスカフェや、昨年の1着馬シーイズトウショウを入れるのならば、この馬を入れても良かったのかもしれない。 一応の前提である連対枠入りしたので、プレシャスカフェに関しては触れないが、この馬の出番はひょっとしたらもう無いかもしれない。 一方の3歳馬2頭だが、ディープサマーは3連単未発売の函館2歳S2着歴をここで生かしたものであろう。 もう1頭のフェリシアだが、直前加算のファルコンSが新馬券発売以外の変更点を持っていないレースだった以上、今回は外すべきだったのかもしれない。 |