●第41回 農林水産省賞典函館記念(G3)● 
    7月24日函館9R 芝2000m、混合、ハンデ、特指

    7月22日更新
    変更点 3連単発売、前年記念競走
07 ウイングランツ 55 松岡 06 グランリーオ 56 蛯名
02 エアセレソン 56.5藤田 -- --

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 2函4芝20、混、H、特 6日→4日、馬単・3連複発売   ヤマニンリスペクト
39回 03年 2函4芝20、混、H、特     エアエミネム
40回 04年 2函4芝20、混、H、特 11R設計→9R設計、50周年記念   クラフトワーク
41回 05年 2函4芝20、混、H、特 3連単発売 5R⇔7R  

【 考察 】
 前年は「JRA創立50周年記念」のサブタイトルが付いたレースだったが、そういったレースは今年はこれまでに金鯱賞、宝塚記念、七夕賞と3レース行われてきた。

 金鯱賞
馬名 直前加算 備考
1着 タップダンスシチー 有馬記念 2着  
同枠 セフティーエンペラ 小倉大賞典 2着  
2着 ヴィータローザ 朝日CC 2着  

 宝塚記念
馬名 直前加算 備考
1着 スイープトウショウ 安田記念 2着  
同枠 ヴィータローザ 金鯱賞 2着  
2着 ハーツクライ 大阪杯 2着  
同枠 ボーンキング (1年上加算歴なし)  

 七夕賞
馬名 直前加算 備考
1着 ダイワレイダーズ アメジストS16  
2着 トーセンダンディ オールカマー  
同枠 マイネルホライズン 信夫山特別10 オープン未経験

 「国際」の冠をつけた金鯱賞、宝塚記念は直前加算が重賞2着の枠が来ているが、今回は「混合」、しかも当日の5Rと7Rを入れ替えて施行している。

 当日の変更がなかったならば、七夕賞をサンプルとして、新潟大賞典勝ちのエアセレソンを軸としてもよかったが、新潟大賞典当日の施行変更がなく、かつ、国際化されて新時代への幕を開いたレースである以上、軸馬としては扱いづらい。

 エアセレソンとは逆に、重賞で「第55回、枠連ゾロ目万馬券」のダイヤモンドSを勝ち、国際化されたものの、今回と同じく当日の施行順序を入れ替えた目黒記念2着歴のあるウイングランツが同じハンデ戦のここをまとめたとしても、おかしくはないだろう。

 そこで、この馬を◎としたい。

 相手には、枠連ゾロ目込みを期待してグランリーオ、エアエミネムといった重賞連対実績を持つ馬をあげ、今回はこの3頭で終わりにしたい。
 
【 買い目 】 馬連流し 計2点


【 結果 】
1着 -- 05 エリモハリアー 2着 -- 04 ブルートルネード 3着 ◎ 07 ウイングランツ
( -- 09 ハギノハイグレイド:出走取消 )
( ○ 06 グランリーオ 6着、▲ 02 エアセレソン 7着 )

【 再考 】
 ハギノハイグレイドが取り消したが、当日の施行順を入れ替えていることもあって、証明の上塗りといった程度のものだろう。
 これはマーメイドSと同じことではないだろうか。

 レースは、函館記念という名前の巴賞を見せられ、結果的には想定の1つにあった枠連ゾロ目での決着だったが、期待した5枠ではなく4枠。
 同じ「農林水産省賞典」をサブタイトルに持つ目黒記念2着歴のウイングランツに期待したのだが、3着。

 今回の賞金を減額していない重賞では、減額賞金戦加算歴は連対から除外された。
 ユキノサンロイヤルやトーセンダンディのG2勝ち馬たちが回避したのは、彼らがここへ出走すれば勝っていたということになり、巴賞勝ち馬の実績を消してしまうことを恐れたからではないだろうか。

 そして、巴賞の連対馬がそのまま函館記念でも連対。
 巴賞当日は、6R→9R→10R→8R→7Rと新馬戦後のレースではメインの巴賞と最終の竜飛崎特別以外全ての施行順が変わっていた日でもあった。

 今回も5Rと7Rの施行順を入れ替えていた。
 G2馬2頭の排除でそちらに目を向けなければいけなかったということでしょうね。
 
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