●第22回 東海テレビ杯 東海S(G2)● 5月22日中京11R ダート2300m、混合、指定、別定 5月18日更新、21日馬番追加 変更点 3連単発売、賞金減額(5800→5500)
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 2000年からこの時期に実施時期が移行したが、比較的平穏に収まるレースでもある。 やはり、唯一のダートG2、しかもグレード別定戦ということもあって、これまでの力が反映されるレースと考えていいであろう。 春に移行してからは、過去1年間に重賞で連対した実績馬がここを勝っている。 今回も頭数的には少なく、わずか5頭。穴人気しそうなペルフェットなどはここで消す。 今回は、22回というゾロ目の実施回数でもあり、同じ22回のフェブラリーSを制したメイショウボーラーのように前走で重賞を勝った馬を狙ってみたい。 そうなると、賞金減額戦とレースの施行順を入れ替えて施行したマーチSを制したクーリンガーが出てくる。 57Kの背負いなれた重量でもあり、問題は無いだろうし、アンタレスS組は1着馬どころか、3着馬まで出走しない。 逆に言えば、このレースには出ても馬場掃除に励むだけということなのかもしれない。 そのため、というわけではないが、素直にこの馬に◎を入れる。 相手には、直近1年間では唯一のG1馬タイムパラドックス。 昨年、「8日目施行」という珍妙で二度とないと思われるJCダートを制したこの馬はやはり公営回りの選択肢を必然的に取ったわけだが、その中でG1昇格かしわ記念2着の成績は問題なく、ここでも通用すると思われる。 G1に昇格したから新規戦と考えるフシもあろうが、施行時期は流動的なこともあり、ひょっとしたら唯一の「5月開催かしわ記念2着馬」として記録を残す可能性もあるこの馬は、やはり買わざるを得ないだろう。 賞金を減額し、国際化することで一種のグローバルスタンダートと化したアンタレスSだが、開催回数を見ると来年はゾロ目の11回開催。このレースの上位3頭が出てこなかったことは気になるが、やはり1着同枠のヒシアトラスをもう一度買いたい。 そのため、この馬が▲。 あとは、重賞2着歴までのブラックコンドルに今回と同斤量で年末の出走取消戦フェアウェルSを勝ったマルブツトップを狙ってみる。 なお、週始めの予想とは印の順序を入れ替えている旨、ご理解ください。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 -- 10 サカラート 2着 -- 06 スターキングマン 3着 ○ 07 タイムパラドックス ( ◎ 03 クーリンガー 5着 ) 【 再考 】 ゾロ目開催らしい結果に終わった。 昨年の灘S以来、オープンでの連対歴がなく、重賞ではいつも甘さを見せていたサカラートと1年以上連対のないスターキングマンでの決着。 サカラートは昨年、オープンに再昇格した灘Sを勝ったが、このレースは今年は「角指定」を抜いて施行することが決定済み。同枠馬のシロキタゴッドランは1年以上オープンを走るも加算歴はなし。2着のスターキングマンは東京大賞典勝ち、JBCクラシック・川崎記念2着歴などがあるが、いずれも地方交流戦。その同枠のトーコーカントも1000万下の交流戦勝ちがあり、公営で賞金を積み重ねてきた馬の枠だった。 施行順変更戦のマーチS、平安Sの勝ち馬が出てくる以上、そこまで狙うのはちょっと無理があるといってしまえばそれまでなのだけどね……。 |