●第98回 農林水産省賞典 京都記念(G2)●
     2月19日京都11R 芝2200m、国際、別定

     2月18日更新
     変更点 国際化、3連単発売
01 シルクフェイマス 58 四位 09 ダイタクバートラム 58 安藤
07 ナリタセンチュリー 57 田島裕 08 ヒシミラクル 60 角田

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
95回 02年 2京7芝22、混、別   取消 ナリタトップロード
96回 03年 2京7芝22、混、別 馬単・3連複発売   マイソールサウンド
97回 04年 2京7芝22、混、別     シルクフェイマス
98回 05年 2京7芝22、国、別 国際化、3連単発売    

【 考察 】
 「3連単発売後&国際化」G2戦ということになるとサンプルは下記にあげる昨年のCBC賞がある。
着順 馬名 重量 年齢 3連単後OP加算歴 3連単前古馬OP歴 備考
1着 プレシャスカフェ57 5歳 札幌日刊S杯 (未出走) 1600万歴なし
同枠 タマモホットプレイ57 3歳 スワンS 青函S シンザン記念2着、1600万歴なし
2着 ゴールデンロドリゴ57 7歳   函館SS2着 前年1着同枠馬、通年OP
同枠 シーイズトウショウ56 F4歳    函館SS 前年1着馬、通年OP

 2着枠の2頭は永遠にコンビではないかと思われるような枠配置で決まったわけだが、前年連対枠入りの2頭が来たことが注目点であろう。

 一方で、1月に行われた賞金減額G2は、ともに前走でハンデG31着歴を持つ馬が勝った。
 しかし、1着賞金が変更されない今回は前走でG3を勝った馬どころか、前走AJCC2着のエアシェイディが登録しながら出走しなかったように、前走で重賞連対の馬は出走すらしていない。それどころか、今年の重賞連対歴を持つ馬すらいないというメンバー構成となった。

 そうなると、1月のG2との違いを見せることが必要となり、今回は上級歴を持つ馬で決まるのではないかと考えられる。
 
 その観点ならば、昨年の1着馬シルクフェイマスを無視することは出来なくなるであろう。
 通年G2上出走で、50周年の宝塚記念2着歴と3連単発売後の有馬記念3着歴を持つ。
 
 日経新春杯勝ちのサクラセンチュリー、AJCC勝ちのクラフトワークがともにG3までしか勝ちクラを持っていないので、対比という面では十分すぎるのではないだろうか。

 今回はこの馬の連覇という面を軸に捉えたい。

 相手馬であるが、3連単前の実績馬で通用するとみたい。
 そうなると、50周年戦連対(つまり1回限りのレース)のシルクの相手には、本年の変更が確定している北九州記念(はくぼ競走化のため11R施行ではない)、ステイヤーズS(国際化)を勝ち、50周年勝ち歴を持つ馬どうしで決着した昨年の有馬記念で2着同枠に配置されたダイタクバートラムを無視することはできない。

 さらには、最終戦歴というのならば、今年から賞金が増額される京都大賞典を勝ち、国際化される中京記念2着歴を昨年持つナリタセンチュリー、同じく50周年戦の天皇賞秋1着同枠歴を持つヒシミラクルも酷量を背負うが十分に狙えるということではないだろうか。

 枠配置もこの4頭は問題はないとみている。
 そのため、今回はこの4頭をボックスで買うことにしたい。

【 買い目 】  馬連ボックス 計6点
 

【 結果 】
1着 ▲ 07ナリタセンチュリー 2着 -- 11トウショウナイト 3着 △ 08ヒシミラクル
( ◎ 01シルクフェイマス 10着、○ 09ダイタクバートラム 8着 )

【 再考 】

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