●第39回 報知杯フィリーズレビュー(G2)●
     3月13日阪神11R 芝1400m、3歳、牝、混合、馬齢、指定

     3月12日更新
     変更点 3連単発売
08 ラインクラフト 54 福永 10 エアメサイア 54 武豊
05 アイノグレース 54 幸 12 モンローブロンド 54 佐藤哲
02 カシマフラワー 54 松永 -- --

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 1阪6芝14、3歳、牝、定、指     サクセスビューティ
37回 03年 1阪6芝14、3歳、牝、馬、指 馬単・3連複発売、定量→馬齢   ヤマカツリリー
38回 04年 1阪6芝14、3歳、牝、混、馬、指 混合化 取消 ムーヴオブサンデー
39回 05年 1阪6芝14、3歳、牝、混、馬、指 3連単発売    

【 考察 】
 今週のアネモネSとフィリーズレビューで桜花賞の出走馬が事実上固まるが、これまでの「牝馬オープン」は、まともな形で500万下を勝った馬を徹底的に排除していることが伺える。

  初勝利 500万下 オープン
紅梅S      
1着 エリモファイナル 新設 牝未勝利 (出走歴あり) (出走歴あり)
2着 オリエントチャーム 新設 新馬 未経験 未経験

菜の花賞      
1着 エイシンテンダー 据置 牝新馬 未経験 未経験
2着 ペニーホイッスル 新設 牝新馬 未経験 フェアリーS 2着

エルフィンS      
1着 エアメサイア 新設 新馬 取消 白梅賞2着 未経験
2着 ジェダイト 新設 牝未勝利 8頭 赤松賞1着(枠連ゾロ目) (出走歴あり)

クイーンC(障害中止)      
1着 ライラプス 新設 新馬 未経験 デイリー杯 2着(取消)
2着 ジョウノビクトリア 新設 牝未勝利  未経験 (出走歴あり)

チューリップ賞(8R⇔12R) 枠連ゾロ目万馬券    
1着 エイシンテンダー 据置 牝新馬 未経験 菜の花賞 1着
2着 アドマイヤメガミ 新設 新馬 取消 (出走歴あり) (出走歴あり)

 そうなると、今回約半数の7頭が持つ500万下加算歴をどう扱うかが判断材料になろう。
 とはいえ、連対したのはエルフィンSのジェダイトのみ。そのため、据置戦白梅賞勝ちで先週のチューリップ賞から連闘するディアデラノビアを今回も無印とさせてもらう。

 また、3歳牝馬の重賞2つは2着馬にオープン出走歴を求めたことがわかるが、この2つは当日に何らかの変更を起こしている。
 今回は当日変更がないので、「出走歴あり、加算歴なし」の馬を全排除してあたりたい。
 
 そうなると、残る馬は馬番で2.8.10.12のわずか4頭。これにオープン出走歴のない3枠から前走記念競走のサブタイトルがついた500万下ポインセチア賞を勝ちあがったアイノグレースを絡めた5頭で馬券を絞りたい。

 自身や同枠馬に500万勝ちのあるカシマフラワーやモンローブロンドよりかは、他の2頭の方が上位評価できるであろう。
 さらには、チューリップ賞連対馬には阪神JFへ向かった路線から全く外れたところで走っていた。そのため、今回はその対極をとりたい。そうなると、人気になりそうだが2歳G1路線を辿ったラインクラフトを◎にせざるを得なくなってしまう。

 相手筆頭にはエアメサイア、芝は未経験だが、記念500万歴をとってアイノグレースを▲とし、カシマフラワー、モンローブロンドといった2歳牝馬G1に出走した2頭を△としてこの5点でまとめたい。

【 買い目 】  馬連流し 4点
 

【 結果 】
1着 ◎ 08 ラインクラフト 2着 -- 06 デアリングハート 3着 ○ 10 エアメサイア

【 再考 】
 久々の1着、3着。
 とはいえ、1つ見えたものがあった(遅ーーーーーーーい!ってのはナシね)。

 先週のチューリップ賞とは対照的な結果だったということ。
 チューリップ賞は阪神JFとは無関係な2頭を起用、逆にフィリーズレビューは阪神JF出走馬を連対させ、1着枠をファンタジーS連対枠入りした馬に任せ、2着馬は未勝利勝ちから阪神JFに直行させ、同枠馬には阪神JFとは全く縁のないもっとも遅いデビュー馬を起用してきた。

 同じようなことが、次週のスプリングS(祝日施行)でも起きるのかどうか注目している。
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