●第55回 農林水産省賞典 安田記念(G1)● 6月5日東京11R 芝1600m、国際、定量、指定 6月4日更新 変更点 3連単発売
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 まずは、今年行われた古馬G1戦を振り返りたい。
さらに過去5年間の安田記念の戦歴を重ねてみる。
なお、今回は下に参考資料として今年の出走馬18頭の重賞加算歴をあげてみました。 ここ5年間の安田記念の勝ち馬を見てみると、言い方は失礼だが、過去の名馬であり、なおかつここで出番はおしまいという馬が勝っている。そして、この1年間で条件戦を一気に勝ちあがってきましたという馬は1頭も1着席には座っておらず、さらには条件戦を直前1年間に経験した馬は連対していない。 さらには、ワイド、馬単・3連複と新馬券を導入した初年は、JRAの新馬券戦を経験していない馬が勝っている。 今年の該当馬は外国馬3頭(ボウマンズクロッシング、サイレントウィットネス、ブリッシュラック)と1年以上の休養明けとなるサイドワインダーの計4頭。 この4頭が勝つ可能性は十分にあるだろうが、やはり長期休養あけのサイドワインダーには厳しいかもしれない。 そこで、今回だが、「いかにも」という枠構成となった8枠を軸としたい。 香港馬に大昔の馬券制度下でのNHKマイルC優勝馬、さらには、43回京都金杯→55回東京新聞杯1着馬というある意味で変化の時代を意識付けさせるような馬が揃ったこの枠を勝たせることは十分に考えられる。 なお、◎には3連単戦未経験のブリッシュラックをあげ、同枠のテレグノシスを前年(ゾロ目前年54回安田記念)2着歴と昨年の55回毎日王冠1着歴を評価して○とする。 さらなる同枠馬ハットトリックは条件歴を嫌って評価をさげ△までにしたい。 他馬の評価だが、昨年の50周年記念サブタイトルの入った天皇賞2着歴のあるダンスインザムードを▲、△には同じく50周年記念の札幌記念2着歴のあるバランスオブゲームと、サイドワインダーと同枠配置された7枠から地方競馬でしか加算歴が無いことが気になるユートピアをあげたい。 人気の一角を背負いそうなサイレントウィットネスは3連単発売後は新生戦となった秋華賞を勝ったスイープトウショウと組んだため、またアドマイヤマックスは富士S、高松宮記念と3連単馬券戦で重賞を2勝しているが、それらはいずれも当日変更や開催回数での注意点などは見られなかったので、ゾロ目開催となる今回は無印としたい。 参考資料 : 出走馬18頭の重賞加算歴。
【 買い目 】 単勝 5.16.17の3点。 (馬連では 16-5.8.14.17.18 と 17-5.8.14.18の9点) 【 結果 】 1着 -- 07 アサクサデンエン 2着 -- 11 スイープトウショウ 3着 -- 12 サイレントウィットネス ( ◎ 16 ブリッシュラック 4着、○ 17 テレグノシス 6着、▲ 05 ダンスインザムード 18着 ) 【 再考 】 完敗。 条件歴があった時点で、施行順を変更した施行順変更戦京王杯SCの勝ち馬を、ゾロ目開催のレースでは捨てるなということなんでしょう。そして、同枠に変更戦の帝王と化しているバランスオブゲームが入ったことで買えないことはなかった。 また、2着馬スイープトウショウ、3着馬サイレントウィットネスの入った6枠には過去1年間の条件戦歴がなかったのだが、スイープの昨年の秋華賞勝ちの意味するものが全く読めてない。 スイープならば、別にアドマイヤマックスでもよかったのではないか?と疑ってしまうところはある。 別の角度から、再度検証する必要のありそうな結果でもあった。 |