●第65回 桜花賞(G1)●
     4月10日阪神11R 芝1600m、3歳、牝、定量、指定

     4月9日更新
     変更点 3連単発売
07 シーザリオ 55 吉田稔 08 エイシンテンダー 55 武幸
01 アドマイヤメガミ 55 池添 11 ライラプス 55 藤田
15 エアメサイア 55 武豊 17 ラインクラフト 55 福永

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
62回 02年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指     アローキャリー
63回 03年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 馬単・3連複発売 取消 スティルインラブ
64回 04年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 外国産馬一部開放   ダンスインザムード
65回 05年 2阪6芝16、3歳、牝、定、指 3連単発売
外国産出走枠2頭→4頭
   

【 考察 】
 桜が満開となり、風景が名前そのものの桜花賞となりそうだが、桜花賞の発走のことは雨予報となっているのが玉に瑕かも……。

 今週はクラシックシーズン開幕ということで、月曜から木曜の4日間、ブログ上で桜花賞の考察を入れてみた。
 今回は一部、ブログの記事と重複する部分があるが、その点はご承知いただきたい。

 そこにも入れたのだが、去年のダンスインザムードが抜きん出た状態と違って、今年は人気馬が外枠に回り、混戦に拍車をかけるのではなかろうか。

 で、まずは、番組表的に今年の桜花賞が位置づけられたポジションから考えるのだが、今年から3連単が売られる。
 ちなみに、新しい馬券が初めて売られた桜花賞は、以下の通りの結果となった。

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 平成12年 第60回桜花賞   (トライアル優先権獲得馬 全馬出走)

 1着 チアズグレイス 前走 チューリップ賞10着(取消あり、1着同枠)
 2着 マヤノメイビー 前走 阪神3歳牝馬S 3着

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 平成15年 第63回桜花賞  (トライアル優先権獲得馬 全馬出走 出走取消あり)

 1着 スティルインラブ  前走 チューリップ賞2着
 2着 シーイズトウショウ 前走 チューリップ賞4着(1着同枠)

   変更点 トライアル全戦 定量→馬齢

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 今年もそうなのだが、トライアルで優先権を獲得した馬が全馬出走しているにもかかわらず、その勝ち馬は見当たらないどころか、連対枠にも入っていない。

 また、チューリップ賞を1番人気でコケた馬が本番で勝ち、1着同枠馬が連対しているのだが、今回はチューリップ賞1番人気のディアデラノビアは出走せず、1着同枠馬(2着現物)のアドマイヤメガミだけが出走する。

 となると、今年はトライアルの勝ち馬は全部消しで、このパターンではチューリップ賞1着同枠馬が連対している。

 今年の1着同枠馬アドマイヤメガミも、同枠に「トライアル賞金加算歴なし」か「別路線勝ち」が来たら12年、15年と共通するので、シーザリオ、ライラプス、ダンツクインビー、エアメサイア、マイネコンテッサといったところが来たら枠そのもので楽しみだったのだが、そうではなく、トライアル勝ち馬のペニーホイッスルに入られた。

 そのため、アドマイヤに関しては評価を下げたい。

 一方、昨年の勝ち馬ダンスインザムードと同様、新馬→500万特別→フラワーCと3連勝してここに臨むシーザリオ。それぞれの経歴は下記の通り。

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 ダンスインザムード

 新馬    馬齢、牝
 若竹賞   馬齢、混合        日程変更
 フラワーC 別定、牝、混合、特指  祝日施行

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 シーザリオ

 新馬    馬齢、混合         前年なし
 寒竹賞   馬齢、混合
 フラワーC 別定、牝、混合、特指 

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 昨年、ダンスが桜花賞を勝ったのは、その桜花賞が3連単を売らない最後の桜花賞(つまり、翌年から変更されるということ)であった。そのためには、祝日施行の非トライアル フラワーCを勝つ必要があったということなのだろう。

 今年は65回という翌年にゾロ目開催を迎えるレースでもあり、1年間だけ新規バージョン戦をやるわけにはいかないので、マル外の出走はないメンバー構成としたのであろうが、全戦、若干のずれが見られ、完全コピーというわけではない。

 しかし、昨年のダンスと引き継いだ格好となったシーザリオとチューリップ賞1着馬エイシンテンダーの両全勝馬が4枠に同枠配置されたことで、話は変わる。

 昨年の1着枠と酷似することになったからだ。 
 昨年もダンスの同枠には、500万加算歴のない優先権保有馬レディインブラック(アネモネS 1着)が配置された。
 そのレディとエイシンテンダーが思い込みかもしれないが、被って見える。

 そのため、今回は1回限りのダンスの再来とみて、シーザリオに◎としたい。

 相手馬であるが、昨年の再来ということを考えるのならば、当日変更戦チューリップ賞2着のアズマサンダースを受けて、シーザリオと同枠エイシンテンダーを筆頭にあげざるを得ないだろう。

 他には、評価をさげることになった優先権保有馬で構成された1枠のアドマイヤメガミ(実は○の予定だった)を▲、変更戦歴でまかなえるというのならば、取り消しのデイリー杯2着、さらには障害中止日のクイーンCを勝ったライラプスは消せないので△とする。

 あとは3歳出走歴のないフェリシアの入った7枠からは別定戦歴と優先権のあるエアメサイアをあげる。

 なお、人気となっているフィリーズレビュー1着馬ラインクラフトであるが、勝ってもなんらおかしくはない。
 自身がリニューアルした枠連ゾロ目決着戦 阪神JFに当日の施行順を入れ替えたファンタジーS1着歴を持って出走し、沈んだことから考えても当然、その逆をここで見せるために新馬券発売以外は変更のないフィリーズレビューを勝ってここに臨んだというシナリオは十分に考えられる。(ちなみに、そうならば、私の馬券は即座に負けとなるだろう)

 だが、ひっかかるのは同枠のショウナンパントルの存在。そのため、最後の押さえまでとしたい。

 自らのポリシーで印は6頭までと決めており、今回は印がまわらないため、無印としたのだが、500万加算歴のない馬が同居した5枠から同じく優先権持ちのデアリングハートにはちょっと注目したい。

 馬券としては弱気な流れになるのだが、軸馬2頭が同枠となったため、今回はゾロ目込みで枠連を買いたい。

【 買い目 】 枠連流し 計5点(オッズ次第ですが、個人的には枠連を軸に補足で馬連か馬単を買います)


【 結果 】
1着 △ 17 ラインクラフト 2着 ◎ 07 シーザリオ 3着 -- 09 デアリングハート
( 枠連 650円 )( 参考:馬連:1220円、馬単2550円 )
( ○ 08 エイシンテンダー 6着 )

【 再考 】
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