●第22回 マイルチャンピオンシップ(国際G1)●
     11月20日京都11R 芝1600m、国際、定量、指定

     11月19日更新
     変更点 なし
14 デュランダル 57 池添 15 テレグノシス 57 勝浦
05 ハットトリック 57 ペリエ 02 アドマイヤマックス 57 武豊

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
18回 01年 5京6芝16、国、定、指 定量規定(3歳55K→56K) 9R⇔10R ゼンノエルシド
19回 02年 5京6芝16、国、定、指 馬単・3連複発売   トウカイポイント
20回 03年 5京6芝16、国、定、指   祝日施行 デュランダル
21回 04年 5京6芝16、国、定、指 3連単発売、国際G1認定   デュランダル
22回 04年 5京6芝16、国、定、指   取消  

【 考察 】

 ■ ヨコに見る

 着眼点の1つ目としては同じゾロ目回数を打つマイルG1安田記念から考えたい。

 その安田記念は、京王杯SCを勝ちあがったアサクサデンエンが勝ち、同枠馬はバランスオブゲーム、2着馬はスイープトウショウで同枠は香港馬サイレントウィットネス(3着)だった。

着順、馬名 前走 G1連対歴 負担重量連対歴
1着 アサクサデンエン 京王杯SC 1着   GホイップT 2着
同枠 バランスオブゲーム 中山記念 1着   中山記念 
2着 スイープトウショウ 都大路S 5着 秋華賞  
同枠 サイレントウィットネス (香港馬) 香港スプリント  

 そこから、以下のことが読めると考えられる。

 ・ 日本の馬ならば、3連単発売後に「国際」重賞で賞金を加算したことがある。
 ・ 負担重量での出走歴がある場合は、連対歴がある。

 また、京王杯SC、安田記念はともに当日の施行順を入れ替えていたが、富士S、スワンSともに当日の施行順変更はなく行われ、さらにはマイルCSも当日の施行順変更はない。

 それと、安田記念のときは、カク地トライアルレースの1着馬が全馬出走したが、今回はスワンS1着馬のコスモサンビームが登録すらせず、さらには外国馬の出走もない。

 この点から、見ると富士S1着馬のウインラディウスの出番は薄いのではないだろうか。

 2つ目は、この秋の3連単馬券2年目となる古馬G1競走。
レース名 変更点など 1着馬 備考 2着馬 備考
スプリンターズS 前年50周年 サイレントウィットネス 香港馬 デュランダル 3連単G1馬
天皇賞秋 前年50周年、100年記念、国際化 ヘヴンリーロマンス   ゼンノロブロイ 3連単G1馬
エリザベス女王杯   スイープトウショウ 3連単G1馬 オースミハルカ  
マイルCS 22回        

 表には記載しなかったが、連対馬は全て直近1年間に負担重量と同斤量での連対歴を持っている。

 さらに、前年連対馬が2頭とも揃って出走し、カルストンライトオ以外は馬券対象となっている。そしてよく見ると、連対しているのは、前年2着→1着→2着となっている。

 今年の昨年の連対馬が2頭揃って出走するので、順番から見れば今年は昨年の1着馬デュランダルが2着ということになるであろう。

レース名 変更点など 前年1着馬 本年成績 前年2着馬 本年成績
スプリンターズS 前年50周年 カルストンライトオ 8人気10着 デュランダル 2人気2着
天皇賞秋 前年50周年、100年記念、国際化 ゼンノロブロイ 1人気2着 ダンスインザムード 13人気3着
エリザベス女王杯   アドマイヤグルーヴ 4人気3着 オースミハルカ 5人気2着
マイルCS 22回 デュランダル ?? ダンスインザムード ??

 さらにもう1つ。「3着の重要性」も見て取れる。
レース名 1着馬 G13着枠 2着馬 G13着枠
スプリンターズS サイレントウィットネス 安田記念3着 デュランダル  
天皇賞秋 ヘヴンリーロマンス   ゼンノロブロイ 宝塚記念3着
エリザベス女王杯 スイープトウショウ 安田記念3着同枠 オースミハルカ  
マイルCS   ??   ??

 女王杯では、3連単後のG1で3着となった馬がいなかったため、安田記念で3着枠入りしたスイープを勝たせ、府中牝馬S3着のオースミを2着としたのかもしれない。

 そうなると、直前G1天皇賞秋3着現物馬ダンスインザムードにとっては、ドがつくくらいの追い風となるであろうが、スプリンターズS3着馬アドマイヤマックスも参戦するので、この点の選別が重要になってくる。

 そして、3歳馬も参戦する。
 そこで、今年の3歳馬G1成績を見てみる。(安田記念、宝塚記念は3歳馬不出走)

レース名 3歳馬   古馬対戦歴
スプリンターズS テイエムチュラサン → 着外   アイビスSD
天皇賞秋 ストーミーカフェ → 着外(3着同枠) 3歳別定G3加算あり(1着) 古馬対戦歴なし
キングストレイル → 着外   古馬対戦歴なし
エリザベス女王杯 エアメサイア → 5着   古馬対戦歴なし
ライラプス → 着外(2着同枠) 3歳別定G3加算あり(1着) 古馬対戦歴なし
クロユリジョウ → 着外   条件加算のみ
ショウナンパントル → 着外   古馬対戦歴なし

 今年、出走を予定している3歳馬は以下の通り
馬名 備考1 備考2
01 ラインクラフト 別定戦未経験 古馬対戦歴なし
06 ビッグプラネット 別定G3加算あり(1着) 対戦歴あり加算なし
10 マイネルハーティー 別定G3加算あり(2着) 対戦歴あり加算なし

 今年は別定G3で連対枠入りできた2頭のいた枠が馬券対象枠となっているが、勝つどころか連対すらできていないというのが現状。

 別定戦未経験のラインクラフトは外して、別定G3を勝っているビッグプラネットの枠には注目したい。

 ひょっとしたら、現3歳馬は古馬を倒して「古馬混成G1馬」の称号を得ることまでも、新次代の到来を表す馬として今年現れたディープインパクトまで待たねばならないということか。

 ■ 最終結論

 発表された枠順を見ると、7枠に昨年の1着枠2頭がサイドワインダーを引き連れて再度同枠配置され、この枠の3頭が最終賞金加算を「秋番組の国際、指定」で揃えている。

 そして、今年の流れとなっている「3連単発売古馬G1勝ち馬」と「前年連対馬」を併せ持つ馬がデュランダル。

 一本被りの人気馬で気は乗らないが◎としたい。しかし、あくまでの2着としての◎である。

 ちなみに、今週初めの時点から、連対枠に絡む馬として秘かに注目していたのが、テレグノシスとビッグプラネットの2頭。

 テレグノシスは非馬単発売最終戦となった02年NHKマイルCを勝ち、非3連単最終戦の04年安田記念2着などのG1歴があるが、その戦歴が3連覇を目指すデュランダルを支える形となることもありうると見ている。

 本線は枠のゾロ目と見て、そのテレグノシスが○。

 一方のビッグプラネットは3歳別定G3勝ち馬が馬券対象枠に入っていることから、今回も同枠馬として狙いたい。その同枠馬となった55回東京新聞杯1着馬ハットトリックを▲とし、後は、前走G1での3着馬となっているアドマイヤマックス△とし、この4頭でまとめたい。

 もう1頭の前走G1で3着となったダンスインザムードだが、この重量での連対歴が過去1年間にないことがひっかかるので無印。
 あと人気の一角を占めるラインクラフトだが、古馬未対戦という経歴が気になることと、フォーカスに入れても配当的妙味が全く無いことから、今回は切りたい。

 デュランダルが2着に終わる可能性が高い(というよりも2着軸での◎予想)のため、馬券は配当次第だが、馬連をベースに2着指定馬単を加えたい。

【 買い目 】  馬連ボックスと◎2着指定馬単 計9点


【 結果 】
1着 ▲ 05 ハットトリック 2着 -- 12 ダイワメジャー 3着 -- 01 ラインクラフト
( -- 17 リキアイタイカン 出走取消 )
( ◎ 14 デュランダル 8着、○ 15 テレグノシス 12着 )

【 再考 】

 リキアイタイカンが出走を取り消したが、ゾロ目開催ということもあって特段の影響はないと受け止めた。
 とはいえ、取消発生により、サンプリングレースが第55回東京新聞杯(国際化、カク外不参加、取消あり)となったのだろう。

 東京新聞杯を勝ったは、今回の勝ち馬ハットトリック。
 2着はこのレースにも出走したキネティクス。
 キネティクスは1600万下の渡月橋S、オープンのキャピタルSを同距離戦を連勝していた。

 これと同じような馬が、今回の2着同枠馬タニノマティーニ。
 この馬だけが、直近1年間での「1600万下マイル戦1着歴」を持っている。

 ただし、G1のサンプルとしてG3を出せない。
 そのために、一部を反転させたのだろう。
 それならば、同枠馬どまりという手は納得が行く。

 前検証という形で様々なサンプリングを出したが、合っていたのはウインラディウス、ラインクラフト、ダンスインザムードの無印。
 ハットトリックの連対可能性のみ。

 やはり、今回同枠配置されたビッグプラネットの戦歴が大きいと受け取りたい。

 そして、デュランダルの失速。
 これは、やはり「同一G1の3連覇」をやってはいけないということだったのだろう。

 そうでなければ、同枠の6日目施行最終戦となった関屋記念1着馬サイドワインダーやテレグノシスまで排除する必要はなかったのではないだろうか。
このページ最上段へ  トップページへ