●第66回 菊花賞(G1)● 10月23日京都11R 芝3000m、3歳、牡牝、馬齢、指定 10月20日更新 変更点 前年記念競走
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 「無敗の3冠馬」が誕生するか否か。話題は1つといっていいだろう。 先週の秋華賞の週から京都競馬場にはディープインパクトの馬像が展示されている。 (ビッグスワン2階、パドック側テラスにありました) 主催者がこういうことをやって、負けるというのもちょっと考えづらいのだが、それは別物として予想をしなければならない。 ■ タテに見る まず、馬齢施行となってからの2年間の勝ち馬は初勝利が芝2000mだった。 今回の登録馬19頭では、アドマイヤジャパン、コンラッド、ディープインパクト、ピサノパテック、フサイチアウステル、レッドバトラー、ローゼンクロイツの7頭。 1番人気確実なディープインパクトも入っている。 あと「優先権を持ってダービーに出走して連対→夏季休養→トライアル1番人気勝ち」の経歴を持って出走するが、過去10年間では、ダンスインザダーク(1着)、スペシャルウィーク(2着)とともにこの手は連対している。 ただし、その菊花賞はともに5回京都開催のときのもの。 実は10月開催になってからの過去5年間は「57K勝ちあり、かつトライアル1着歴あり」という馬が出走すらしていなかったのが現実。 その出走すらしていないという現実が変わるのが、66回のゾロ目を打つ今回。 裏返せば、そういった馬が出てきたら勝てる。 でも、出てこなかった(これなかった)というのは、新しい時代の幕開けとなる馬を待っていたということの現れであり、それが、通年3連単発売初年となる今年で、馬がディープインパクトということになるのではないだろうか。 課題は相手探しと見る。 ■ ヨコに見る 今年の3歳限定G1の連対馬と前走を下にあげてみた。(赤地は牝馬路線)
トライアル化しているレースのうち、最高グレードのレースでの1着馬が勝っている。 (※ シーザリオ出走のオークスは桜花賞馬不在) 今回、セントライト記念1着馬キングストレイルが不出走のため、菊花賞トライアル神戸新聞杯の1着優先権を持っているディープインパクトを◎としたい。 相手はトライアル4着までと、その他は重賞連対という見方でいいだろう。 候補はアドマイヤフジ、シックスセンス、ピサノパテック、フサイチアウステル、ローゼンクロイツの5頭になる。 そこからは、菊花賞と同じく「馬齢」施行の秋華賞がローズSと同じ馬を同じ着順で使ってきたことから見ると、神戸新聞杯を受けた形となるのではないだろうか。 それなら、神戸新聞杯でディープインパクトの2着となったシックスセンスを外せない。 あとは、未対戦の馬を皐月賞、東京優駿で持ってきているので、セントライト記念組のピサノパテック、フサイチアウステルといったところが候補にあがるのではないだろうか。 あとは、非混合戦トライアルをしくじったシックスセンスが皐月賞で2着に来ているが、当日の施行順を入れ替えたセントライト記念もこれに並ぶとみて、神戸新聞杯3着のローゼンクロイツよりも、セントライト記念4着のアドマイヤフジを上位とし、相手はこの4頭にしたい。 【 買い目 】 馬単流し 計4点 【 結果 】 1着 ◎ 07 ディープインパクト 2着 -- 06 アドマイヤジャパン 3着 -- 04 ローゼンクロイツ ( ○ 11 シックスセンス 4着、▲ 12 ピサノパテック 11着 ) 【 再考 】 先週の現地観戦とは違い、今週はテレビでディープインパクトの無敗の3冠達成という21年ぶりの偉業を見ました。 主催者の馬像設置等、早い段階で菊花賞までは勝つと見てましたので、これは問題なかったのですが、相手馬の選別は失敗。 G1で未対戦馬を相手にしてきたことから、セントライト記念組をあげたが、皐月賞や東京優駿と違って菊花賞は馬齢戦。 ディープインパクトが出走した馬齢重賞はここまで2つ。 弥生賞と神戸新聞杯。 神戸新聞杯は皐月賞で2着に従えたシックスセンスだった。 ならば、今回考えられることは、同じ馬齢重賞の結果を持ってくるということ。 それに気づいていれば、馬単2点で的中できただろう。 先週も秋華賞も同じ。 ローズSともども馬齢戦だった。 そういう点への配慮をしっかりしなさいということなのでしょう。 |