●第41回 農林水産省賞典 福島記念(G3)●
      11月13日福島11R 芝2000m、ハンデ、混合、特指

      11月11日更新
      変更点 混合化、賞金減額(4300→4100)
12 ワンモアチャッター 57 柴山 14 プラズマ 53 木幡
03 トウカイトリック 53 芹沢 15 カナハラドラゴン 56 石橋脩
10 ブルートルネード 55 長谷川 13 セフティーエンペラ 56 本田

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
37回 01年 3福7芝20、混、H、特   枠ゾ万 ミヤギロドリゴ
38回 02年 3福6芝20、混、H、特 7日→6日 馬単・3連複発売   ウインブレイズ
39回 03年 3福8芝20、H、特 6日→8日、混合→なし   メイショウドメニカ
40回 04年 3福8芝20、H、特 3連単発売   セフティーエンペラ
41回 05年 3福8芝20、混、H、特 混合化、賞金減額(4300→4100)    

【 考察 】

 呆れかえるくらい変更が多く、脈絡のないレースでもあるが、今年から国際化計画に基づいて混合化された。

 今年から混合化されたレースは4つで結果は以下の通り。
レース名 変更点 1着馬名 直前加算
小倉大賞典 混合化、8日→6日、賞金減額 メイショウカイドウ '04小倉記念1着
ラジオたんぱ賞 混合化 コンラッド 500万下1着
小倉記念 混合化、前年50周年記念 メイショウカイドウ 北九州記念1着
福島記念 混合化、賞金減額 ?????  

 3歳限定のラジオたんぱ賞を除くと、これまでにあったのはともに小倉でのレースで、揃って「小倉3冠馬」メイショウカイドウが武豊を背にトップハンデで制している。

 武豊が当日は京都で騎乗のため除くと、ここで読めるのは2つ。
 1つは、「トップハンデ馬が勝った」ということ。
 もう1つは、「直前加算が重賞勝ち」ということ。

 2点とも該当するのはワンモアチャッター(朝日CC)で、後者のみはマイネソーサリス(愛知杯)になる。

 一方、その2レースの2着馬は、小倉大賞典がセフティーエンペラ、小倉記念はワンモアチャッター。
 この2頭にも共通点がある。

 「直近1年間に1000万下の勝ちはあるが、1600万下を勝っていない」ということ。

 直前加算は鳴尾記念1着だが、1600万下をその2つ前で負けているセフティーエンペラも該当し、今年の出走馬ではプラズマ、ワンモアチャッターといったところになる。

 そこで、今回は、両方の要素を満たすワンモアチャッターを人気になりそうだが、◎とする。

 相手本線は上記で馬名のあがったプラズマ。

 施行順変更日の朝日CCを直近戦加算としているワンモアを◎とする以上、セン馬と同居したことは気になるが、7頭立で枠連未発売の比叡Sを勝ってOP入りした3歳馬トウカイトリックを上位評価する。

 他には、中途半端に変更戦の同枠馬となり続けているカナハラドラゴン、相手がエリモハリアーでないとOPでは出番のないブルートルネード、前年1着馬セフティーエンペラを押さえたい。

【 買い目 】 馬連流し 5点


【 結果 】
1着 -- 05 グラスボンバー 2着 ▲ 07 トウカイトリック 3着 ◎ 12 ワンモアチャッター
( ○ 14 プラズマ 12着 )

【 再考 】
 ワンモアチャッターと並んでトップハンデを背負ったグラスボンバーが勝った。

 グラスは直前の賞金加算がオールカマー2着ということで切ったのだが、重賞勝ちのファクターにまで拘らなくていいということか、それとも、◎ワンモアチャッターにとっては、当日の施行順を変更した朝日CC1着が邪魔だったかということだろう。

 メイショウカイドウの小倉記念連覇は1年目が11R施行、2年目は10R施行と変更している。
 さらに北九州記念も11R施行→10R施行の変更戦。

 当日の施行順を入れ替えた朝日CCで据置戦の福島を勝てるほど甘くはないということか。
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