●第10回 KBS京都賞ファンタジーS(G3)●
     11月6日京都11R 芝1400m、2歳、牝、混合、馬齢、指定

     11月5日更新
     変更点 当日1R⇔2R、5R⇔6R
09 ブラックチーター 54 福永 02 アルーリングボイス 54 武豊
14 クリノスペシャル 54 上村 04 ラッシュライフ 54 蛯名

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 5京2芝14、2歳、牝、混、定、指 馬単・3連複発売 祝日施行 ピースオブワールド
8回 03年 5京2芝14、2歳、牝、混、馬、指 定量→馬齢   スイープトウショウ
9回 04年 5京2芝14、2歳、牝、混、馬、指 3連単発売 9R⇔10R ラインクラフト
10回 05年 5京2芝14、2歳、牝、混、馬、指   1R⇔2R、5R⇔6R  

【 考察 】
 この3年間は「京都芝1400m」で前走を勝った馬が勝っている。
 該当する馬は、09ブラックチーター、14クリノスペシャルの2頭。

 しかし、ファンタジーSが何らかの変更を受けた年は、何らかの変更を受けたレースの勝ち馬がきている。

回数 1着馬名 変更点 直前加算 変更点等
7回 ピースオブワールド 馬単・3連複発売、祝日施行 かえで賞 日程、距離変更 新馬取消戦勝ち
8回 スイープトウショウ 定量→馬齢 牝新馬  
9回 ラインクラフト 3連単発売、9R⇔10R 牝新馬 取消、枠連ゾロ目
10回   1R⇔2R、5R⇔6R    

 上記2頭を見てみると、ブラックチーターの勝った新馬戦は当日5R設計だったが、出走頭数の関係で6R施行となった。
 それに対して、クリノスペシャルの勝った2つのレースは、いずれも当日の変更などはなかった。

 当日の施行順を今回は変更していることもあって、クリノよりもブラックを上位評価したい。

 相手馬だが、アルーリングボイスを筆頭とする。
 セントルイスガールのように、小倉2歳Sから直行という手もあったはずだが、あえて1つレースをはさんできた。
 しかも、7頭立ての2K増。

 これを勝ってきたことは、ここで連対するには必要条件だったとみたい。

 同枠馬コスモミールとともに夏季実績馬ということも押さえておく。
 負担重量が馬齢54K化した後は、ファンタジーSの2着馬はいずれもりんどう賞の勝ち馬。

 そのため、りんどう賞を勝ったクリノマーメイド、他には夏季経験しかない馬が同居した3枠から、オープン歴のあるラッシュライフをあげたい。
 
【 買い目 】 馬連ボックス 計6点


【 結果 】
1着 ○ 02 アルーリングボイス 2着 △ 04 ラッシュライフ 3着 -- 05 ニシノタカラヅカ
( ◎ 09 ブラックチーター 11着、▲ 14 クリノスペシャル 14着 )
( 馬連 1130円 )

【 再考 】
 あまり時計は気にしないのだが、やはり◎ブラックチーターの新馬戦勝ち時計は遅かったということなのだろう。
 
 あともう1つは公営馬と同枠だったこと。この2つが気になったので、流し馬券ではなく、ボックスの選択肢を取った。

 結果的には、夏季2歳G3で唯一勝ったアルーリングボイスがここを制した。
 連対馬2頭に共通していたことは、馬齢重量以外での1着歴があること。
 つまり、ただ単に馬齢戦だけ出てましたという馬は用はないということと、夏季番組重視という結果だった。

 連対枠から「秋番組加算歴あり」を排除したことからも、これは明らかではないだろうか。

 
 
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