●第55回 ダイヤモンドステークス(G3)●
     2月13日東京11R 芝3400m、混合、ハンデ

     2月12日更新
     変更点 3連単発売、賞金減額(4300→4100)
02 ハイアーゲーム 57 吉田豊 01 グラスポジション 55 柴田善
09 アンフィトリオン 54 蛯名 10 ラヴァリージェニオ 55 バルジュ

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
52回 02年 2東6芝32、混、H     キングザファクト
53回 03年 2中6芝32、混、H 代替中山、馬単・3連複発売   イングランディーレ
54回 04年 1東6芝34、混、H 代替戻り、3200→3400   ナムラサンクス
55回 05年 1東6芝34、混、H 3連単発売、賞金減額(4300→4100)    

【 考察 】
 国際化第3次計画が始動してからは賞金を減額されたG3は7レースあったが、3連単発売前に古馬オープン連対歴のある馬が勝ったのはそのうちのわずか1レースのみ。

 さらには55回の回数が絡んでくるので、分析の切り口がずれたらあさっての方向を向くことも覚悟したい。

 先行した55回東京新聞杯はハットトリック、キネティクスと3連単前の古馬OPを知らない2頭で決まった。
 国際化というサブ変更点はあったが、今回も同じように狙ってみたい。

 とはいえ、1000万下勝ちからここを勝ってしまうのならば1月施行の最終で勝ったユウセンショウ以来となり、その時は次の年に日程が変更された。もし、彼らが来たのならば来年国際化されることになろう。

 そこまでの変更の有無は読めないので、これまでのものから見ていくことになる。
 もっとも気になるのが、去年の11回青葉賞を勝ったハイアーゲーム。この馬は4歳馬ということもあるが、新馬券前の古馬OPを知らない。この経歴がもっとも効果を表す馬がこことみて、今回は◎としたい。

 相手には同じく古馬OPを新馬券前では知らないグラスポジション。混合最終のステイヤーズS2着とか枠連限定戦で1600万下を卒業したとか現在では再現できないキャリアで固められているこの馬の扱いにも注目だろう。

 後の馬には新馬券前の古馬重賞歴があるか、新馬券古馬OPを知らない馬ばかりなので、押さえとしてそれらのフィルターをかけると漏れることになるアンフィトリオン、ラヴァリージェニオを△としてとりあげたい。

【 買い目 】 枠連 1.2.6ボックスと6-6 計4点
 

【 結果 】
1着 -- 04ウイングランツ 2着 -- 03ハイフレンドトライ 3着 -- 06チャクラ
( 枠連ゾロ目万馬券 ◎ 02ハイアーゲーム 4着 ○ 01グラスポジション 8着 )

【 再考 】
 枠連ゾロ目万馬券決着となり、手も足も出ず。
 とはいえ、500万特別しか勝てなかった馬で普通決まるかな?
 ハンデ戦の妙というか、それよりもそれまでの古馬OP戦の全否定をやっぱりしていたということだろう。ある程度格付、在籍条件も考慮していたが仮に万葉S経由のハイフレンドトライは考えられたにしても、勝ち馬ウイングランツまでは手が回らない。オープンどころか1600万下すら未経験のいわゆる純潔キャリアがここで起用されたのだろう。
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