●第19回 セントウルステークス(G3)● 9月11日阪神11R 芝1200m、国際、別定、指定 9月10日更新 変更点 国際化、賞金減額(4300→4100)
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 ■ ヨコに見る 今年から国際化され、賞金が減額された。 今年になってから国際化、賞金減額のグレード別定G3は4レースあったが、3つはダート戦。 唯一の芝レースは阪急杯だった。 その阪急杯はキーンランドスワンが勝ち、カルストンライトオが2着。 連対枠の全馬が直近一年間はオープンで走っていた。 また、2着馬カルストンライトオは前走が香港スプリント(G1)。 同じように海外G1を前走に持つキーンランドスワンが今回はその役を引き受ければ、海外に出向いたにもかかわらず、2桁負けを2度喫した苦労が報われることになるであろう。 ■ 結論 このレースが据置戦で行われる以上、直前加算歴が枠連ゾロ目かつ取消戦の北九州短距離Sを勝ったマルカキセキでは厳しいと見たい。 また、サンプルとしてあげた阪急杯の結果は以下の通り。
通年オープン在籍馬が来ている以上、あがり馬ではつらいと見たい。 直前1年間にオープンしか出走歴のない馬は、ギャラントアロー、ワンダーシアトル、ゴールデンキャスト、コスモラブシック、キーンランドスワン、タマモホットプレイの計6頭。 直前加算したレースに何らかの変更がもたらされていることを条件とするのならば、コスモラブシックやワンダーシアトルといった出走だけしかしていない馬を狙うのは難しく、残る4頭からという見方をするのならば、当日の施行順を入れ替えたシルクロードS2着歴を持つギャラントアローを中心視したい。 相手筆頭には海外歴のあるキーンランドスワン、3番手には昨年とほぼ同様のローテで好感は持てないのだが、連覇を目指すゴールデンキャストをあげる。 押さえにはタマモホットプレイ。 この4頭でまとめたい。 人気馬を2頭切っているので、来たら配当は大きいだろう。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 ▲ 05 ゴールデンキャスト 2着 -- 03 ホーマンテキーラ 3着 -- 02 マルカキセキ ( ◎ 01 ギャラントアロー 4着、○ 09 キーンランドスワン 5着 ) 【 再考 】 前年1着馬を勝たせ、馬齢表記の変更後初めて3歳馬を連対させる結果となった。 ゴールデンキャストに関しては、昨年とローテは酷似しているが、条件歴の有無が大きくものをいうのだろう。 当日の7Rと8Rを入れ替えた昨年、条件歴のあるゴールデンキャストを勝たせたことから、当日変更のない今年は条件歴のある馬の連対はないとみて、人気馬2頭を切ったが、これは裏目。 ホーマンテキーラをもってきたことは、夏季加算歴を求めていたのだろうか。 一方、単勝1倍台の人気ながら3着のマルカキセキは前走の北九州短距離Sが「枠連ゾロ目、取消戦」だったことから、当日変更のない今年は厳しいと見ていた。 当日何らかの変更をもたらす日のレースならば、マルカ、そうでなければホーマンという形でのすみわけができていたのだろう。 現在の別定規定(グレード別定)となってからは、1着加算歴を直前に持つ馬が連対している。 その時点で、直前加算が2着どまりのギャラントアローやキーンランドスワンでは届かずではなかったかとみたい。 |