●第56回 朝日チャレンジカップ(G3)●
9月10日阪神11R 芝2000m、国際、別定、特指
9月9日更新
変更点 国際化、賞金減額(4300→4100)、当日6R→7R→8R
◎ |
01 セフティーエンペラ |
57 安藤 |
○ |
03 エリモハリアー |
57 後藤 |
▲ |
09 サクラセンチュリー |
58 佐藤哲 |
△ |
08 ツルマルヨカニセ |
57 小牧 |
△ |
06 ワンモアチャッター |
56 福永 |
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【 過去3年経歴 】
回数 |
年、日程、条件 |
変更点 |
当日変更 |
1着馬名 |
53回 |
02年 4阪1芝20、混、別、特 |
馬単・3連複発売 |
9R⇔10R |
タップダンスシチー |
54回 |
03年 4阪1芝20、混、別、特 |
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7R→8R→12R |
カンファーベスト |
55回 |
04年 4阪1芝20、混、別、特 |
3連単発売 |
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スズカマンボ |
56回 |
05年 4阪1芝20、国、別、特 |
国際化、賞金減額(4300→4100) |
6R→7R→8R |
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【 考察 】
■ タテに見る
3歳1600、4歳1900、5歳上2200万円ごと1K増という細かい別定規定ということもあって、ハンデ戦並に斤量の上下差が大きいレースでもある。
2000年から1日目に変更されているが、00年、02年、04年と1年おきに58Kの馬が2着に来ている。
しかもその年は、新馬券発売年であった。
今年はそうではないため、その点だけを見るのならば、58Kを背負うサクラセンチュリーには厳しいであろうが、一種の聖域重量でもある58Kを背負って出走する場合は何らかの配慮があるとみたい。
また、昨年は3歳馬スズカマンボが勝ったが、「55回のゾロ目開催、かつ1着賞金4300万最終戦」でもあった点は踏まえておく必要があろう。
■ ヨコに見る
上記の細かい別定規定を持つG3で国際化&賞金減額となるレースは、ここまで2つ行われた。
京都牝馬Sと東京新聞杯。
勝ち馬はアズマサンダース、ハットトリックと同距離のG3で連対歴のある馬が勝った。
今回の登録馬では、エリモハリアー(函館記念)、サクラセンチュリー(鳴尾記念)、セフティーエンペラ(福島記念)、ワンモアチャッター(小倉記念2着)と4頭いるが、前走が同距離戦以外のサクラ、変更重賞加算のエリモ、ワンモアの評価をさげるとすると、残る馬はセフティーエンペラとなる。
■ 結論
3歳馬ビッグプラネットが出走するが、逆に4歳馬の出走はない。
また、当日の施行順が一部変更されていることもあって、今回は旧制度(国際化プログラム始動前)の加算歴のある馬がまかなうのではないだろうか。
そこで、賞金別定、国際化、賞金減額の3要素を持つサンプル2レースから導き出されたセフティーエンペラを軸としたい。
相手には、施行順変更のあった函館記念を勝ったエリモハリアーを筆頭に、長期休養馬アグネススペシャルと同枠配置さえたサクラセンチュリー、重賞2着歴までのツルマルヨカニセ、ワンモアチャッターといったところを押さえたい。
【 買い目 】 馬連流し 計4点
【 結果 】
1着 △ 06 ワンモアチャッター 2着 ○ 03 エリモハリアー 3着 △ 08 ツルマルヨカニセ
( ◎ 01 セフティーエンペラ 5着、▲ 09 サクラセンチュリー 6着 )
( 参考:3連複 2200円 )
【 再考 】
「ヨコに見る」であげた4頭のボックスが正解だったようだ。
ただ、当日変更と賞金減額戦の組み合わせで迷ったことも事実。
函館記念が当日の5Rと7Rの施行順を入れ替え、さらに出走取消を出して枠連ゾロ目決着。これを制したエリモハリアーはその前にも午後の施行順を入れ替えた日のメインレース巴賞を勝っていた。
さらに小倉記念当日も11Rと12Rの施行順を入れ替えていた。
この施行順変更日の重賞連対歴のある馬でワン・ツー決着。
難しく考える必要は無かったわけだ。 |