●第9回 ユニコーンステークス(G3)● 
    6月5日東京11R ダート1600m、3歳、混合、別定、指定

    6月3日更新、6月4日馬番追加
    変更点 当日9R⇔10R
13 パーソナルラッシュ 56 藤田 12 カフェオリンポス 56 柴田善
03 オーゴンコウテイ 56 小牧 10 トップオブワールド 56 四位

【 考察 】
 平成13年から、それまでの秋番組(通年の4回中山ダート1800m)から変更されたが春番組に変わってからは、オープンクラスでの加算実績を持った馬の枠が必ず連対している。
連対馬名 オープン上実績(ダート戦のみ)
13年 1着 ナスダックパワー 昇竜S
2着 フジノテンビー ゴールドジュニア(笠松)
14年 1着 ヒミツヘイキ(船橋) 平和賞(船橋)
2着 インタータイヨウ 兵庫Ch、バイオレットSなど
15年 1着 ユートピア 全日本2歳優駿、シクラメンS
2着 ブイロッキー 昇竜S

 これにあてはまる馬は今年はわずか3頭しかいない。
馬番 馬名 オープン上実績
-- オーゴンコウテイ 全日本2歳優駿2着
-- カフェオリンポス ヒヤシンスS
-- パーソナルラッシュ 昇竜S

 ちなみにオープン2着歴のある馬は以下の2頭
馬番 馬名 オープン上実績
-- アイファーフクオー 端午S 2着
-- トップオブワールド 昇竜S 2着

 となると、賞金を加算した馬がたった3頭しかいないわけだから、これをボックスで狙うだけでも十分であろう。
 であるが、一応の順位付けをしたい。

 実は昨年と一昨年はともに馬番14番が勝った(ユートピア、ヒミツヘイキ)のだが、2頭とも500万下勝ちをパスして、オープンクラスで賞金を加算していた。

 今年の出走馬16頭のうち、500万下をパスしているのは「マル地」のオーゴンコウテイだけである。ただし、今年は冒頭にも入れたように9Rと10Rの施行順序を入れ替えている。そのため継続性はないとみてオーゴンコウテイを▲とする。

 あとの2頭であるが、他のレースをサンプリングとしたくても、3歳限定のダート重賞はここだけであって、さらにグレードで加算重量があるのもここだけなので、とりたくてもとれないのが現状である。そこで、比較論となってしまうが、出走取消のあった未勝利戦勝ちのカフェオリンポスよりも、新馬戦勝ちのパーソナルラッシュを上位と見て、パースナルラッシュを◎、カフェオリンポスを○とする。

 その他の馬としては、こういった重賞勝ち馬がいない状況であり、端午Sをそのままコピーして、空洞化させることも考えられるので、△に昇竜S2着のトップオブワールドをあげたい。

【 買い目 】 馬連ボックス 計6点


【 結果 】
1着 △ 10トップオブワールド 2着 -- 09ダイワバンディット 3着 ◎ 13パーソナルラッシュ

【 再考 】
 500万下をパスした馬がもう一頭いたことをすっかり忘れていた。その馬が2着に入ったダイワバンディットであったのだが、ダート戦初出走の馬を積極的に押す材料も見当たらなかったこともまた事実であった。
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