●第38回 日刊スポーツ賞 シンザン記念(G3)●
     1月12日京都11R 芝1600m、混合、別定、特指

     1月11日更新
     変更点 祝日施行
04 カリスマサンキセキ 56 四位 07 グレイトジャーニー 56 武豊
09 シルヴァーゼット 56 池添 -- --

 買い目 ◎の単複、馬連ボックス 計5点

【 考察 】
 ここ4年間で3回目の祝日施行(成人の日)というちょっと変わったレースでもある。
 ちなみに、前2回の勝ち馬はダービーレグノ、タニノギムレットとともに前走が未勝利勝ちであった。
 今回の出走馬中で、前走未勝利勝ちはカリスマサンキセキ1頭のみでもあり、この馬は押さえておきたい。

 しかし、阪神JF、朝日杯FSという2歳G1に出走歴のある2頭が6枠に同居したことがひっかかる。
 さらに、この枠は唯一の「第一馬齢重量の54Kでの加算歴あり」「55K勝ちなし」の枠でもある。
 (後者は一方が牝馬なのでやむをえないところはご理解を。)

 明け3歳としてはじめての重賞であるこのレースをどう扱うかは難しいが、2歳戦の力関係をそのままひっぱってもかまわないということをこの枠があらわしているかもしれないし、2頭ともまとめてさよならという観点での構成かもしれないが、2歳戦にもっとも近い時期の施行でもあり、十分馬券対象になると考えたい。1頭選ぶのならば、人気で嫌なのだが、500万未出走のOP馬で、まっとうにG2→G1ととおってきたグレイトジャーニーのほうだろう。

 後は、朝日杯後にOPに昇格したシルヴァーゼットと連勝馬タマモホットプレイの入った7枠であるが、連闘で朝日杯に出走できるのにしなかったタマモの存在は何を意味しているかがいまいちつかめない。それならば2歳最終週でOPに上がったシルヴァーゼットを買ったほうが2歳戦の意義も出てくるであろう。

 馬券としては、ここまででとどめたい。


【 結果 】
1着 ○ 07グレイトジャーニー 2着 -- 10タマモホットプレイ 3着 -- 03ナムラシーザー
( ◎ 04カリスマサンキセキ 11着 )

【 再考 】
 3歳初重賞でもあったが、2歳時にG1を経験した2頭が同居した6枠とOP格付の馬が同居した7枠で決まった。勝ち馬については「54K→55K加算歴」「2歳G1出走歴」「500万未経験」が他馬と大きな違いであり、これがきいたのではないだろうか。
 一方の2着馬タマモホットプレイであるが、朝日杯までの賞金をもとにするという考え方ならば、シルヴァーゼットとの違いも明らかにされ、納得できる。(個人的にはこの配当(220円)ならば1点勝負できなければ買わない主義なので、難癖をつけたのも事実である)

 最後に全くといっていいほどいいところがなかったカリスマサンキセキだが、祝日施行だけでくくったのがまずかったのだろう。現在は馬単も発売されているというところで以前とは違っているということをもう少し重く認識する必要があっただろう。

 ただ、このパターンは次週の京成杯では通用しないと考えている。シンザン記念がOP特別加算歴のある馬を全馬排除した以上、OP特別加算歴のある馬が出てきたら狙ってみたい。
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