●第26回 新潟大賞典(G3)●
     5月16日新潟11R 芝2000m、ハンデ

     5月13日更新
     変更点 なし(当日1Rから5R施行順変更あり)
11 ウインクリューガー 57 武幸 01 アサカディフィート 57 池添
14 ヤマノブリザード 57 北村宏 15 ハレルヤサンデー 55 後藤
10 マーベラスダンス 52 木幡 12 シンコールビー 50 酒井

【 考察 】
 いかにもローカル重賞といわんばかりのメンバーが集まった。こういうときに人気ジョッキーが一人でもくるとオッズががらっと変わってしまうが、出馬予定表に記載されている騎手を見ると、騎手だけで人気になりそうなのは、ローカル一本の関東のN、どうみてもうまいとは思えない関東のGの2人くらいで、あとは玄人受けしそうな騎手が中心なので、ある程度実力相応の人気となるだろう。

 とはいえ、そんなことを気にしていても埒があかないので本題に入りたい。

 今年のこのレースは、午前中の未勝利戦の施行順序が入れ替わるが、前年と据置の条件で施行される。
 新馬券発売後の「無冠(混合とかのないもの)、ハンデ、G3」戦で、前年から施行条件を引き継いで、全く変更のないものは昨年の中京記念、本年の小倉大賞典、中京記念であるが、今年は小倉大賞典が出走取消戦、中京記念はシンガリ人気のメイショウキオウが勝って単勝万馬券となっており、サンプルをまともな形でさかのぼると昨年の中京記念しかないことになる。

 ちなみに、今年の小倉大賞典、中京記念は最軽量の馬が連対しており、今年も大穴で狙うのならば最軽量の50Kで出走するシンコールビーの単勝で万馬券狙いということになるだろう。

 一方で昨年の中京記念は、1着がタガノマイバッハ(同枠ロサード)、2着がブリリアントロード(同枠ミツワトップレディ)となった。連対枠の馬で言えることは勝ち馬が初重賞のいわゆる「あがり馬」で、同枠馬にG1歴があったということくらいだろう。

 前走を勝ってここに望む馬はマーベラスダンス(1000万特別:吾妻小富士賞)とヤマノブリザード(エイプリルS)の2頭。G1出走歴を過去1年に持つのは下表の5頭。
馬番 馬名 過去1年G1出走歴
07 アサカディフィート 宝塚記念
11 ウインクリューガー マイルCS
12 シンコールビー オークス(3着)、エリザベス女王杯
14 ヤマノブリザード 天皇賞秋
15 ハレルヤサンデー 安田記念

 木曜日の出走馬確定の時点では、枠を見るのが楽しみという以外にはないが、この時点では、注目馬としてマーベラスダンス、ヤマノブリザード、シンコールビーの3頭がどのような配列になるか、また、同枠馬は何と組むかに注目したい。あと気になる馬は15頭立て(つまり取消発生時)のメイショウキオウといったところだろうか。
 なお、マーベラスが表中の5頭と枠を組んだら、狙ってみてもおもしろいだろう。

(ここまで、5月13日更新)

 枠順が発表されたが、期待したとおりが半分、想定外が半分といったところだろうか。
 シンコールビーが直近1年間のG1出走歴馬ウインクリューガーと組んだのはある意味で期待の1つであったが、マーベラスダンスが組んだのは昨年の朝日CC2着を最後に賞金を加算していないアラタマインディ、ヤマノブリザードは過去1年間で1走しかしていないスーパージーンであったことは想定外であった。

 そこで結論であるが、トップハンデ馬と最軽量馬が組み、なおかつ3歳時にG1出走歴、3歳重賞勝ち歴を持った2頭でまとめられた6枠を軸に取りたい。シンコールビーは変更がない以上、同枠馬までとみて、騎手は問題あるが、相方のウインクリューガーから狙ってみる。相手は、前述のG1歴のある馬3頭とマーベラスダンスとしたいが、買い目としては、今回は枠に注目ということで、枠連をあげる。

( 以上、5月14日更新 )

【 買い目 】 枠連6-1.5.6.7.8 の5点


【 結果 】 5月16日更新
1着 -- 16マイネルアムンゼン 2着 △ 15ハレルヤサンデー 3着 -- 13スーパージーン
( ◎ 11ウインクリューガー 4着 )

【 再考 】 5月16日更新
 枠のゾロ目ねぇ・・・・・・。確かに同条件の小倉大賞典や中京記念を見ると考えられなくもないけど、それを完全に狙い撃ちせえってのは難しいですね。
 マーベラスダンス(6着)は期待してたけど、やはりG1歴のある5頭と組まないとダメだったみたいですね。枠連のゾロ目になったから、ここもG1出走歴のある枠が連対したという歴史は継続されるけど。
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