●第9回 東京中日スポーツ杯武蔵野S(G3)● 10月30日東京11R ダート1600m、国際、別定、指定 10月29日更新 変更点 3連単発売
【 考察 】 今年のダート重賞戦線は何らかの変更がほどこされているのだが、このレースは珍しく新馬券発売以外は何の変更もなされずに施行される。(ちなみに、ダートではアンタレスS以来となる) また連対馬を見ると、3年前から「東京中日スポーツ杯」の冠名が入っているが、その後はレースの設計条件や馬券発売などでさまざまな変更があるにもかかわらず、このレースは、1着馬が条件戦経験と重賞連対歴、2着馬は通年OPで連対枠入りありという固定された形で決まっている。 このパターンならば、今年の出走馬の中で、1着馬資格はエイシンハンプトン、サイレンスボーイ、トップオブワールド、メイショウムネノリの4頭に、2着馬資格があるのはエコルプレイス、クーリンガー、ブルーコンコルド、ロングカイソウの4頭に与えられていることになる。 その中では、エイシンハンプトンとサイレンスボーイは直近1年間の経歴が「別定1600万勝ち→OP特別勝ち→グレード別定ダートG3で2着加算」という形があまりにも被っているので、今回はこの2頭は避けて考えると、交流G1南部杯帰りのトップオブワールドよりも、穴目となるがメイショウムネノリを今回は狙いたい。 というのは、今回の出走馬16頭の中で重賞未経験馬4頭を除いた12頭では、メイショウムネノリとテンケイの2頭だけがグレード別定戦を経験していない。この2頭ならば、重賞連対実績のあるメイショウムネノリを上位にとってもいいであろう。 これまでは3歳馬の連対は新馬券発売の前年しかないのだが、今回はあえて3歳馬メイショウムネノリを狙ってみたい。 一方の相手筆頭だが、2着候補としてあげた4頭のうちの2頭が同枠配置された3枠からクーリンガーを今回は取り上げたい。別に穴馬ハンターを目指しているわけではないのだが、このレースは同じ馬が何回も連対枠入りしていることが下表から推測でき、2年連続で出走する前年1着同枠馬ロングカイソウと同枠配置されたクーリンガーの直前加算がマーキュリーC2着となっており、この配置が意義するものが何かを問いたい。
単穴候補の3番手としては1着馬候補のもう一頭でもあるトップオブワールド、連対候補としての4番手には2着馬資格を持っている馬の候補から芝重賞連対歴のあるエコルプレイスをあげ、今回はこの4頭で終わりにしたい。 【 買い目 】 馬連ボックス 計6点 【 結果 】 1着 -- 04ピットファイター 2着 -- 16サイレンスボーイ 3着 -- 12ベルモントパティ ( ◎ 03メイショウムネノリ 5着(1着同枠)、○ 05クーリンガー 6着 ) 【 再考 】 |