● 日本中央競馬会創立50周年記念 第40回 農林水産省賞典函館記念(G3)●
7月25日函館9R 芝2000m、混合、ハンデ、特指
7月22日更新
変更点 50周年記念競走、11R→9R
◎ |
03 ダービーレグノ |
56.5松永 |
○ |
10 ファインモーション |
57 武豊 |
▲ |
13 ヒマラヤンブルー |
55 四位 |
△ |
02 トーホウシデン |
58 安藤 |
【 考察 】
中京の金鯱賞から始まった「50周年記念」競走であるが、金鯱賞と宝塚記念をタップダンスシチーが、七夕賞をチアズブライトリーが勝って、これが4戦目になる。
その50周年のサブタイトル戦を勝ったタップダンスシチー、チアズブライトリーに共通するのは、昨年の変更した重賞を勝った馬であることがあげられる。
(タップダンスはフルゲートを16頭から18頭に拡大したJCの勝ち馬、チアズはハンデ戦から別定戦化した京阪杯の勝ち馬)
今年の出走馬13頭で該当する馬はというよりも、昨年の重賞勝ち馬がダービーレグノ(新潟記念)とファインモーション(阪神牝馬S)の2頭しかいない。
50周年の馬が同じグループに入るのならば、どちらが上位(?)ということになってくるのではないだろうか。
ダービーレグノが勝った昨年の新潟記念は出走取消戦、ファインモーションが勝った阪神牝馬Sは変更はなかったが、さらにその前の加算であるマイルCSが祝日競馬で、さらに非国際G1最終戦(今年から国際G1認定のため)である。
G2別定、G1定量戦をまとめたタップダンスと、G3別定戦、G3ハンデ戦のチアズ、このコントラストが今回に生かされるとするならば、ハンデG3のここは、G1での2着歴があるファインよりも、ハンデG3勝ちのあるダービーレグノの方が上になると見てもいいであろう。
そのため、今回はダービーレグノに◎、ファインモーションに○とする。あとは馬券発売から考えると1回限りのレースになるので、昨年(11R施行)2着馬ヒマラヤンブルー、昨年の54回毎日王冠2着(ちなみに前述ファインが1着同枠)トーホウシデンと、人気馬ばかりになるが、この4頭でまとめたい。
【 買い目 】 ◎の単勝、馬単流し、馬連ボックス 計10点
【 結果 】
1着 -- 06クラフトワーク 2着 ○ 10ファインモーション 3着 -- 12ワイルドスナイパー
( ◎ 03ダービーレグノ 7着 )
【 再考 】
軸候補となった2頭のうち、ファインモーションが2着を確保したが本命馬ダービーレグノは出番なし。
3連単発売前までは、同じ馬で重賞を任せるのが大原則だとおもっており、現にその流れになってはいたが、今回勝ったクラフトワークは重賞初制覇。同枠レオマイティー(最軽量49K)が効いたのかどうかは定かではないが、考えられることは、この函館開催がはくぼ競馬施行に伴って、メインレースがこれまでの11Rから9Rに移行したことの影響があるのかもしれない。
これが定かになるのか、そしてはくぼ競馬中の重賞はあと4レース。次の函館2歳Sはともかく、クイーンSや北海道の総決算:札幌記念までにはなんとか解決策を見出したいものである。 |