●第9回 エルムステークス(G3)● 
    9月4日札幌11R ダート1700m、混合、別定、指定

    9月3日更新
    変更点 11R→9R、3連単発売
11 タイムパラドックス 58 安藤 04 ブラックパワー 56 伊藤直
05 ウインデュエル 56 岡部 07 マルブツトップ 56 芹沢

【 考察 】
 今年から始まった「はくぼ競馬」もここで最後となる。
 11Rから9Rに変わった重賞は、函館記念、函館2歳S、クイーンS、札幌記念、エルムSと5レースあるが、2歳限定戦の函館2歳Sを除いたこれまでの3レースをまとめてみたい。

函館記念(50周年記念)
   3歳馬なし
1着 クラフトワーク 4歳  
2着 ファインモーション 牝5  
クイーンS 1着 オースミハルカ 牝4 前年1着馬
2着 エルノヴァ 牝5 前1年条件のみ
札幌記念(50周年記念)
   3、4歳馬なし
1着 ファインモーション 牝5  
2着 バランスオブゲーム 5歳  
 
 札幌、函館の両記念競走は「50周年記念」のサブタイトルが付随し、かつ3歳馬がいないという点が共通している。(ちなみにファインモーションとタマモヒビキ(札幌記念後引退)がともに同枠配置されていた)

 となると、今回は3歳馬の出走もあるので、両記念よりはどちらかというと、クイーンS寄りの構成をとってくるのではないだろうか。

 クイーンSの勝ち馬オースミハルカは前年の1着馬(同枠馬チャペルコンサート、直前加算は米子S-OPであり、2着馬エルノヴァは唯一の条件戦上がりの馬(同枠馬なし)であった。 
 裏を返せば、重賞勝ち馬と重賞未経験馬との組み合わせになるのではないだろうか。

 枠を見てみると、過去1年以内の重賞勝ち馬はトップオブワールド(ユニコーンS)とタイムパラドックス(ブリーダーズGC、アンタレスS、平安S)の2頭。これならば、3歳限定戦のユニコーンSよりも古馬戦を勝ちあがってきたタイムパラドックスを上にとりたい。

 相手であるが、クイーンS2着馬エルノヴァには過去1年内の重賞歴がなかった。今回のメンバーでは、ウインデュエル、ブラックパワー、マルブツトップといったところに重賞歴がないのであるが、重賞に出走したことすらないブラックパワーを○、残り2頭を▲△としたい。
 ちなみに▲△の順位付けは、素直に、前走で勝ったクラスの格とする。

【 買い目 】 馬連流し 3点


【 結果 】
1着 -- 13パーソナルラッシュ 2着 ▲ 05ウインデュエル 3着 ◎ 11タイムパラドックス
( ○ 04ブラックパワー 6着 )

【 再考 】
 終わってから気づいたことであるが、牝馬限定戦のクイーンS、2歳限定の函館2歳Sを除いた「はくぼ開催時の重賞」はすべて最下級生の馬が勝っていた。
 今回も最下級生となる3歳馬同居枠が1着。50周年記念でファインモーションが突っ込んできたときに穿った見方をしてしまったのが敗因であろう。
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