●第41回 報知杯弥生賞(皐月賞TR)(G2)● 3月7日中山11R 芝2000m、3歳、混合、馬齢、指定 3月4日更新 3月6日馬番付加 変更点 なし
【 考察 】 平成11年以来の実質前年据置で施行される。(12年はワイド発売、13年は馬齢表記変更、14年は混合化、15年は馬単&3連複発売) その平成11年はのちのダービーで連対するナリタトップロード、アドマイヤベガで決着したが、ともに重賞勝ちがあった。(ナリタはきさらぎ賞、アドマイヤはラジオたんぱ2歳S) 一方、この時期の連対馬でよく見られるのが14年勝ち馬のバランスオブゲームや13年勝ち馬のアグネスタキオンのように別定重量歴が戦歴にないという馬である。 たいていこういった馬は2歳戦で稼いでいるので、増量を嫌っていることは明らかである。 ちなみにオープンでの出走歴がないダイワデンバー、トゥルーリーズンを除いては、別定戦未経験馬はコスモバルクとハイアーゲームの2頭。 ここからならば、2歳戦で重賞勝ちのあるコスモバルクを上にするのが妥当であろう。 昨年のこのレースはエイシンチャンプが勝ったが、同枠馬のセンリツとともに夏番組に出走歴があった。皐月賞TRでは最も早く施行されるので、競馬番組表でもっとも早く施行される夏番組での実績を求めているのかもしれない。 そうなると、マイネルブルックが回避した以上、夏重賞の小倉2歳S勝ちの実績があるメイショウボーラーを相手に上げざるを得ないだろう。 あとは夏デビューのスパークルキャットだが、自身は連対できる要素をほとんどもっていないので、同枠馬に重賞勝ちのある馬が入ったらそこを狙ってみたい。 残り馬としては、前述したハイアーゲームをあげる。 シンザン記念を勝ち、厩舎、騎手で人気になるであろうグレイトジャーニー(池江郎厩舎では、武豊を鞍上に配する場合は勝ち負けを考える馬。それ以外は重賞はペリエなどの外国人騎手で、関東の騎手は無印でOK)。だが、先週のアーリントンCに出なかった以上、ここでは出番がないと見て、無印とする。(→ 下記追記で変更します ) あとは中山2000で実績があるフォーカルポイントを最後にあげて、この5頭で終わりにしたい。 【 買い目 】 ◎から馬連流し 4点 ただし、スパークルキャットの同枠馬は同枠に重賞勝ちの馬が入った場合のみ買う。 重賞勝ちがなかったり、1頭枠ならば無印とする。 【 追記 】 本来、買う要素が見当たらず、無印予想とした07グレイトジャーニーだが、スパークルキャットと同枠配置されたことが何らかの影響を及ぼすと見たいので、当初予定と変更する面と据え置く面があるが、買い目には入れる。 【 結果 】 1着 ◎ 05コスモバルク 2着 ○ 09メイショウボーラー 3着 -- 10メテオバースト ( 馬連 1090円 )(参考:馬単 2170円) 【 再考 】 3月8日更新 別定戦未経験歴は見事にここでも採用された。2着馬メイショウボーラーも夏季の実績をある程度求めてくるという本文中の記載どおりであったことも補足しておきたい。ただし、これが使えるのはここまでであり、この後の皐月賞TRでは全くつかえないことも書き足しておきたい。 |