●第52回 神戸新聞杯(G2)(菊花賞TR)● 
    ( 3着まで菊花賞優先出走権 )
    9月26日阪神11R 芝2000m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    9月24日更新
    変更点 3連単発売
07 キングカメハメハ 56 安藤 08 ハーツクライ 56 武豊
06 グレイトジャーニー 56 小牧      

【 考察 】

 秋の3歳G1に向けての最終便であるが、ここまでのトライアル戦線をおおまかに振り返ってみたい。

紫苑S  
1着 インゴット 対古馬加算あり 重賞未経験
2着 フェミニンガール 対古馬加算あり  
セントライト記念 50周年記念、9R⇔10R
1着 コスモバルク (公営馬) 弥生賞、皐月賞2着
2着 ホオキパウェーブ 夏季休養 青葉賞2着
ローズS 22回
1着 レクレドール 対古馬加算あり 重賞未経験
2着 グローリアスデイズ 夏季休養 フローラS2着

 何らかの変化のあったレースでは非3連単時代での賞金加算歴を求めている。となると、8頭だてとなり馬連を発売しない以上、セントライトと同様に春の実績馬がくることになると考えたい。
で、春の実績馬ということになるが、以下の4頭がいる。

02 ケイアイガード ラジオたんぱ賞
06 グレイトジャーニー シンザン記念(祝日)、デイリー杯2着(馬齢化初年)
07 キングカメハメハ 東京優駿、NHKマイルC、毎日杯(8頭)
08 ハーツクライ 京都新聞杯、東京優駿2着

と4頭いる。

 皐月賞馬ダイワメジャーがここを回避してオールカマーへ回ったことが謎であるが、馬単発売初年の2年前にダービー馬タニノギムレットが引退した後のこのレースで、ダービー2着馬のシンボリクリスエスと皐月賞馬ノーリーズンで決着した時と同様の結末を見せるための演出の1つであると推測したい。

 また、ワイド発売時もダービー馬アグネスフライトが2着連対をしていることを考えれば(1着は条件連勝のフサイチソニック)、今回の出走馬中唯一のG1馬であるカメハメハ大王が来るという話は十分にシナリオとして成立するものでもある。

 そのため、今回も素直にG1馬から買ってみたいのだが、アグネスフライトやノーリーズンといったG1馬が2着に負けてることを考えれば、カメハメハ大王からの馬券は2着軸という見方もできるであろう。

 相手筆頭にはG12着馬のハーツクライをあげる。この馬がくることによって、神戸新聞杯という名のダービーを見せつけられることがあるかもしれない。あと3番手には祝日施行の重賞加算歴をもつグレイトジャーニーをあげて、ここで終わりにしたい。

 ちなみに、馬券的には儲けは少なく(枠連で2倍いけば御の字かな)、本来はケンするレースであろうが、穴をねらうならばカメハメハ2着指定の馬単であろう。

【 買い目 】 枠連7→6,8 馬単 6,8→7 の4点


【 結果 】
1着 ◎ 07キングカメハメハ 2着 -- 02ケイアイガード 3着 ○ 08ハーツクライ

【 再考 】
 カメハメハ大王が連対したのは、やはりG1連対馬の強みであろう。とはいえ、今年に限っては馬連非発売の8頭立てが大きな影響を与えたのだと考えたい。

 一方、2着馬のケイアイガードを今回無印にしたわけであったが、理由は据置戦ラジオたんぱ賞の加算歴であったが、非3連単戦ならばこれで十分であったかもしれないし、3歳1000万特別という年に2レースしかないところを手に入れていたわけだから、単独の扱いをしてもよかったのかもしれない。

このページ最上段へ  トップページへ