●第47回 サンケイスポーツ賞 阪神牝馬ステークス(G2)● 
    12月19日阪神11R 芝1600m、牝、混合、別定、特指

    12月16日更新、12月18日馬番・買い目追加
    変更点 3連単発売、当日9R⇔10R
01 オースミハルカ 56 川島 13 アズマサンダース 54 藤岡
05 メイショウバトラー 55 武豊 14 スターリーヘヴン 55 渡辺
08 フォルクローレ 55 佐藤哲      

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
44回 01年 5阪6芝16、牝、混、別、特 名称変更   エアトゥーレ
45回 02年 5阪6芝16、牝、混、別、特 馬単・3連複発売 6R⇔7R ダイヤモンドビコー
46回 03年 5阪6芝16、牝、混、別、特     ファインモーション
47回 04年 5阪6芝16、牝、混、別、特 3連単発売 9R⇔10R  
 
【 考察 】
 このレースは年内唯一の古馬牝馬G2で、サンプルを探し出すことは非常に難解である。
 また、この夏の札幌記念から3連単発売初年度のG2競走がはじまったが、それぞれに50周年記念のサブタイトルがついてみたり、別定重量の規定が微妙に変更されてたりということで、3連単発売のみが変更点となっているレースは実はここだけである。

 3連単発売後でいちばん類似しているレースが何かということになると、はくぼ競走で9R設計となったが、同じ超過5000万ごと1K増の規定を持つ特指G2札幌記念になるだろう。

 サンプル無きレースであり、また前年勝ち馬ファインモーションは引退してしまったため連覇で誤魔化すことができないので、何かあるかもと思っていたが、やはり当日の9R(北摂特別)と10R(オリオンS)の施行順序を変更してきた。

 こうなれば、サンプルを札幌記念として考えてもいいであろう。
 その札幌記念もまた勝ち馬はファインモーションなのだが、ファインは同じ50周年のサブタイトルが付与された函館記念2着と前年の阪神牝馬S1着、マイルCS2着の実績を携えてきた。

 3歳馬どころか4歳馬すら出走しなかった点が気にはなるが、同じような経歴で来る馬は府中牝馬S勝ち馬のオースミハルカになろう。特指重賞の勝ちクラとG1連対歴を持ってくるのはこの馬とオークス馬ダイワエルシエーロのみだが、当日の変更があったレースでの加算歴を持つオースミハルカを上位としたい。

 相手馬には、古馬初対戦ということがひっかかるが通年重賞戦線を走ってきたアズマサンダースをあげたい。外国馬開放初年かつ非3連単最終戦の桜花賞2着歴を是非ともここで生かしてほしいものだ。

 そして▲には同じく変更戦加算歴を有する連闘馬メイショウバトラー、そして押さえとして当日変更されたりしたレース、しかも牝馬限定戦ばかりで加算歴を持つスターリーヘヴンと当日の施行順を同じく変更したセントウルSの1着同枠馬フォルクローレをあげたい。

【 買い目 】 馬連 1-5.8.13.14 と 13-14 計5点
 

【 結果 】
1着 -- 02ヘヴンリーロマンス 2着 ▲ 05メイショウバトラー 3着 -- 16ダイワエルシエーロ
( ◎ 01オースミハルカ 9着(1着同枠) ○ 13アズマサンダース 5着 )

【 再考 】
 この組み合わせで思い浮かべたのは、昨年のエリザベス女王杯の1着同枠馬と2着同枠馬。
 ヘヴンリーロマンスにはマーメイドS(9R⇔10R)の1着同枠歴、メイショウバトラーには府中牝馬S2着歴(9R⇔10R)があったが、これを使ってきたんではないだろうか。ひょっとしたら1年たつまではこういった馬の天下が続くのかもしれない。
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