●第52回 阪神大賞典(G2)●
     3月21日阪神11R 芝3000m、国際、別定、指定

     3月18日更新
     変更点 重量規定
05 リンカーン 56 武豊 06 ザッツザプレンティ 58 安藤
01 エリモシャルマン 57 岩田 02 ナムラサンクス 57 渡辺

【 考察 】
 天皇賞へのステップレースでもあるが、過去10年中、9回が馬連500円未満の配当で、かつ1番人気がこの10年は8勝、2着2回で連対率100%という日本一堅い重賞でもある。

 さらに管理人の手元にデータのあるこの8年は、すべて、前年G1出走馬か、そうでなければ3000m勝ち馬という条件がつく。これに基づいてまず6頭に絞る。

 この6頭の中では唯一の増量馬であるザッツザプレンティに目がいってしまう。昨年以外は増量馬の連対があったが、昨年から今年にかけてこのレースも別定重量の規定が微妙に変更されている。(ちなみに、これによる1K減の恩恵を受ける馬はファストタテヤマ)

 ザッツザプレンティの前年G1出走歴(クラシック全戦とJC、有馬)は昨年のノーリーズンとかぶることと、前年菊花賞馬がここでは勝てない(過去10年では唯一の5日目で行われた95年のナリタブライアンが勝ったのみ)ことが気にかかるので1ランク評価を下げたい。

 さらに本年G2連対馬不在ということから、消去法になるが、3000m連対実績と前年G1出走歴&賞金加算歴を併せ持つリンカーンをあげざるを得ないだろう。

 相手馬だが、前述のザッツザプレンティをあげる。
 その他の馬にまで手を出すと、配当面で期待できないため、今回は馬券を買うなら単賞ということになるだろうが、3000m連対歴のあるナムラサンクス、エリモシャルマンの万葉S連対馬相手に3連複を追加したい。

【 買い目 】 ◎の単勝と◎○△の3連複 計3点


【 結果 】
1着 ◎ 05リンカーン 2着 ○ 06ザッツザプレンティ 3着 -- 08ファストタテヤマ
( 単勝 140円 )(参考 馬連 150円 馬単210円 )

【 再考 】
 まずは、本線的中であるが、馬連の配当は180円とみていたのでいいのだが、単勝が100円台になるとは考えていなかった。
 これならば、素直に馬連1点のフォーカスにしたほうがよかったのかもしれない。

 消去法となってしまったが、リンカーンを取り上げることができたのは収穫である。
 ただし、本番の天皇賞春もリンカーンかといわれた場合は、私はNOといいたい。
このページ最上段へ  トップページへ