●第54回 農林水産省賞典 安田記念(G1)● 6月6日東京11R 芝1600m、国際、定量、指定 5月30日第1回更新、6月4日第2回更新 変更点 なし
【 考察 】 本命を今回はファインモーションとしたい。根拠はまた、後日に。 昨年秋以降の古馬G1「非3連単」最終戦の結果をまとめてみた。 国際競走で外国馬が出走したのは、昨年のエリザベス、マイルCS、JCダート、JCの4レース。 その中ではJCダート以外で3歳馬が連対枠入りしている。
よく見てみると、直近1年間の国際戦加算歴を持つ日本馬がいなかったエリザベス女王杯とJCダート以外は国際戦加算歴をもった馬が勝っている。 これを、今年の出走馬であてはめてみると、残った馬は以下の7頭。
この中で馬単2年目のG1連対歴をもつ馬は昨年のマイルCS2着馬ファインモーションのみ。今回は消極的でもあるが◎にする。 他の馬については多くを書くことは省略するが、ツルマルボーイに関しては、昨年、一昨年と多くのレースで連対枠入りしたが、シンボリクリスエスやヒシミラクルとセットの扱いとされたことが多く、それらには外国馬の出走はなかったレースであったので、評価を下げたい。 相手であるが、秋華賞を裏表逆にコピーした結果となったエリザベス以外は外国馬が入っている。そのため、今回もデュランダルの不出走によってG1裏表の組み合わせがないので、外国馬の入った枠を考えたい。 5歳外国馬が来日してたら狙っていたが、残念ながら来たのは4歳牝馬に6歳セン馬。ただ、昨年の5歳馬=本年の6歳馬にあたるので、6歳馬セルフフリットの入った8枠を相手に取り、毎日王冠でファインモーションと同枠であったバランスオブゲームを○とする。 そのあとにもう一頭の外国馬アイランドファッションと同枠入りしたウインラディウスの入った3枠をあげる。こちらは、重量規定を変更した京王杯SC勝ちの実績があるが、上記5戦でTRのG2馬がそのまま来たこともないので、外国馬アイランドファッションを▲とする。 他の馬であるが、国際戦に変更緒戦となったマイラーズC勝ちのマイソールサウンドを△とし、非馬単時代のG1馬でもあるイーグルカフェ、テレグノシスの2頭が入った4枠、5枠は無印とする。 馬券的には評価は分かれるであろうが、オッズ次第でファインの単を入れつつ枠連、馬連の両面で考えたい。 【 買い目 】 単勝1、枠連1-3.8、馬連1-2.5.6.16の計7点 【 結果 】 1着 -- 14ツルマルボーイ 2着 -- 09テレグノシス 3着 ○ 16バランスオブゲーム ( ◎ 01ファインモーション 13着 ) 【 再考 】 1番人気ローエングリンの無印はあっていたが、同じ理由で消したテレグノシスが2着ではどうにもならん。同枠の3歳馬メイショウボーラーが効いたとしか今のところでは考えられないが、別の視点から見ると、秋から3連単が売られる以上、非3連単最終戦となる今回は54回という幕引きともとれる開催回数であったこともあり、それまでのG1連対歴が必要だったのかもしれない。 |