●第34回 高松宮記念(G1)●
     3月28日中京11R 芝1200m、国際、定量、指定

     3月25日更新 3月26日馬番追加
     変更点 なし
02 ギャラントアロー 57 幸 15 テンシノキセキ 55 横山典
18 キーンランドスワン 57 四位 09 ワンダフルデイズ 57 太宰
08 デュランダル 57 池添 -- --

【 考察 】
 3月施行となってからは今年で5年目となるが、この4年間は新馬券の発売や国際化などの変更はあったにせよ、1200mのOPで連対したことがないという馬はさすがにG1ではお呼びがかからないようだ。ちなみに今年はデビュー以来、初めての1200m戦となるウインクリューガーがあてはまる。

 あと、戦歴で気になる馬はシーイズトウショウである。今年から国際化されることで最終の「混合」施行となった昨年のCBC賞を勝ち、それまでの「最終 全馬内国産桜花賞」2着の実績に上塗りをしたと解釈したい。となれば、前走の新重量制度での阪急杯2着は何なんだ?ということになるであろうが、このレースに関しては、古いキャリアの馬でただ単にまとめただけと解釈したい。というのは阪急杯を勝ったサニングデールも一昨年の「2着同着(しかも枠連ゾロ目あり)」CBC賞勝ちであるので、そういったレースでのキャリア組をまとめた結果として今年の阪急杯があったんだと捕らえたい。
 
 そういった観点から阪急杯を分析した以上、前述2頭は1点の例外を除いて無印とする。まず、その例外だが、カフェボストニアン(サニングデールが勝った一昨年のCBC賞2着馬)が絡んだ3頭の決着で終わること。こういった解釈でいくのならば、大昔のCBC賞勝ちのリキアイタイカンや祝日施行のマイルCS勝ちのデュランダルを絡めた馬連5頭ボックスという手もあるだろう。

 しかし、今回はゾロ目開催明けの第34回であり、また昨年いた外国馬もいない。その点で前年と違うと捕らえたい。
 そこで、今回の本命馬であるが、その阪急杯を見事に「歩いた」ギャラントアローを狙ってみたい。昨年のファルコンS、スワンS勝ちで重賞加算歴、マイルCS3着でG1出走歴もある。斤量についても、淀短距離Sで58K勝ちがあることから問題にはならないだろう。

 相手には、スワンSでギャラントアローと連を分け合ったテンシノキセキをあげる。この馬もまた、CBC賞4着、阪急杯3着と微妙なところであるが、うまく連から外れて今回を狙ってきたとみたい。

 同じように、阪急杯を失速したキーンランドスワン、淀短距離Sでギャラントと連を分け合ったワンダフルデイズも有力な馬としてあげたい。

 最後にG1馬デュランダルだが、前走のマイルCSが祝日施行だったこともあり、今回来るかどうかは不安である。しかし、それ以外はさほど問題もないので、今回は一応の押さえとしておきたい。もしかすると、3連単発売までのスプリント路線をこの馬の追い込み一手の任せているのかもしれない。

 馬券としては、今回は完全な穴狙いになりそうなので、軸馬からの流しと単勝をおさえておきたい。

【 買い目 】 ◎の単複と馬連流し 計6点
(出走取消があれば、予想変更 → サニングデール、シーイズトウショウ、カフェボストニアン、リキアイタイカン、デュランダルの順で馬連流し)


【 結果 】
1着 -- 03サニングデール 2着 △ 08デュランダル 3着 ▲ 18キーンランドスワン
( ◎ 02ギャラントアロー 4着 )

【 再考 】
 やはり、現在は3連単発売へのカウントダウンを行っているのだろうか。そうでなければ、非取消や出走順入れ替えなども発生していないこの時点でやったのかもしれない。出走取消があれば、サニングデール本命で軸馬の流し馬券を組んでいたであろうが、結局はそうではなく、かつ最終戦回収担当と私が命名したシーイズトウショウと祝日G1馬デュランダルが同枠を組んだ時点で穴狙いに切り替えさせてもらった。

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