●第9回 秋華賞(G1)●
     10月17日京都11R 芝2000m、3歳、牝、混合、馬齢、指定

     10月15日更新
     変更点 3連単発売
15 レクレドール 55 小牧 11 スイープトウショウ 55 池添
12 ヤマニンアラバスタ 55 柴田善 06 グローリアスデイズ 55 柴原
02 ダンスインザムード 55 武豊 14 インゴット 55 福永

【 考察 】
 3連単発売後は初めての秋華賞となるが、下表に新馬券が発売されたときの秋華賞連対馬を記載した。
平成12年 ワイド発売 牝混戦加算歴 重賞加算歴
1着 ティコティコタック 大倉山特別(900万) 1着 大倉山特別 重賞未出走
2着 ヤマカツスズラン ローズS 14着 阪神3歳牝馬S 阪神3歳牝馬S
平成14年 馬単、3連複発売・外枠発走あり 牝混戦加算歴 重賞加算歴
1着 ファインモーション ローズS 1着 ローズS ローズS
2着 サクラヴィクトリア ローズS 2着 ローズS2着 ローズS2着

 これを見る限り、勝ち馬は夏競馬以降での「牝馬・混合」の条件を勝ち上がっていることが条件とされよう。
 今回の出走馬18頭で、上記を満たす馬は7枠のインゴット(紫苑S1着)、レクレドール(ローズS1着)の2頭のみ。
 ちなみに2年前ファインモーションが勝ったときも、同枠馬はもう1つの秋華賞TR紫苑S勝ちのオースミコスモであった。

 新馬券発売初年度にTRを勝ち上がった2頭を同枠配置するのは何かの意義があるのだろう。
 そのため、今回はこの2頭が同居した7枠を本命に据えたい。

 なお、上位評価であるが、降着発生戦の紫苑S、枠連万馬券戦のローズSとともに何らかのアクションを起こしたレースであったが、同距離勝ちの実績を取って、レクレドールを◎としたい。

 一方の相手馬であるが、同様に牝馬・混合の加算歴を持った馬が来ているので、今回もその点に注目したい。
 枠で注目しているのは2歳時と3歳オークス前までの加算歴をそれぞれ持つ2頭が同居した6枠。そこからは、優先権を持って出走するスイープトウショウを○。同枠のヤマニンアラバスタを▲。さらには1頭で2回の加算歴を持つグローリアスデイズを△とする。

 最後の押さえには、唯一、オープン特別に出走歴のない馬が同居した1枠。そこからは、G1馬に敬意を表するわけではないが、ダンスインザムード、2頭出しは人気薄を狙えという格言を使うわけではないが、レクレドールと同枠配置されたインゴットを押さえとしたい。

【 買い目 】  馬連流し と○−▲の計6点


【 結果 】
1着 ○ 11スイープトウショウ 2着 -- 16ヤマニンシュクル 3着 -- 05ウイングレット
( ◎ 15レクレドール 6着 )

【 再考 】
 3連単発売ではじめての秋華賞であったが、前走重賞3着の馬でワン・ツー、さらに前走1000万特別3着のマルカフローリアンが2着同枠。スプリンターズSで前走3着のサニングデールがきてれば話は変わっただろうけど、難しいねぇ。

 となれば、50周年記念となるレースを除いたG1では前走3着馬に注目しろということなのだろうか。
 そうすれば、次に50周年のサブタイトルのないG1になるエリザベス女王杯でも狙っていけるということなのだろうか。
 答えは、本番にならないとわからないけど、狙ってみる価値はあるかもしれない。

 秋華賞がこれまでの桜花賞、オークスと違う「混合」戦であることから視野に入れた「牝、混合戦」歴であったが、確かに連対馬には存在したものの、2歳時の55回阪神JF勝ち(枠連ゾロ目)のヤマニンシュクルしか加算歴のある馬がいなかった8枠には買う材料がなかったし、先行スプリンターズSで新馬券歴のあったゴールデンキャストがあっさりと馬群に沈んだのを見て、ここが新馬券加算歴馬を買う場所だと解釈したことも事実であった。
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