●JRA創立50周年記念 第38回 スプリンターズステークス(G1)●
     10月3日中山11R 芝1200m、国際、定量、指定

     9月29日更新、10月1日再更新
     変更点 50周年記念競走、3連単発売
09 ゴールデンキャスト 57 武豊 11 フェアジャグ 57 横山典
01 デュランダル 57 池添 03 サニングデール 57 福永
16 ウインラディウス 57 田中勝 -- --

【 考察 】
 まだ、枠どころか出走馬すら確定していないのだが、おおまかに予想のめどがついたのでアップします。

 登録馬18頭のうち、出走馬はMaxで16頭。回避濃厚なコスモラブシックと、今週出走させたいらしく、シリウスS、ポートアイランドSとあちこちに登録しているアドマイヤマックスが除外対象となっている。

 このレースから、G1でも3連単が発売されるが、そのサンプルとしては2年前のこのレース、代替新潟開催であったが、馬単・3連複発売初戦のこのレースをあげたい。

 2年前の勝ち馬はビリーヴであったが、重賞ではじめて賞金を加算したのは前走のセントウルSであり、さらにその前は1600万下佐世保S→北九州短距離Sを連勝していたが、ビリーヴが初重賞勝ちとなったセントウルSは馬単・3連複発売初戦。さらには、それまでの重賞での賞金加算歴はなかった。この馬の経歴が、今回のゴールデンキャストとかぶる点が非常に気になる。

 資料
ビリーヴ
牝4歳 55K 武豊
同枠馬なし
3走前 佐世保S(H1600万)1着 記念競走、祝日、9R⇔10R施行
2走前 北九州短距離S(別定OP)1着 取消あり
前走 セントウルS(別定G3)1着 別定規定変更
ゴールデンキャスト
牡4歳 57K 武豊
枠順不明
4走前 佐世保S(H1600万)2着 日程変更
3走前 小倉日経OP(別定OP)1着  
2走前 北九州短距離S(HOP)8着 前年記念競走施行
前走 セントウルS(別定G3)1着 7R⇔8R施行、別定規定変更

 また、今回、新馬券が発売されてから初のG1であるが、出走予定の16頭を見ると、下記のグループに分けられる。
重賞加算歴 馬名
新馬券前のみ ウインラディウス、カフェボストニアン、カルストンライトオ、サニングデール、シルヴァーゼット、シーイズトウショウ、タマモホットプレイ、デュランダル
両方 キーンランドスワン
新馬券後のみ ゴールデンキャスト
加算歴なし シルキーラグーン、ナムラビッグタイム
重賞出走歴なし アシュダウンエクスプレス、ケープオブグッドホープ、フェアジャグ(以上外国馬)
ワンダーシアトル

 これを見てもわかるように、今回は、枠順次第であるが、ビリーヴが同枠馬を排除した1頭枠(11頭立て4枠)であったように、ゴールデンキャストに同枠馬がいないことを期待したいが、フルゲートになりそうなので、同枠馬が外国馬か重賞加算歴もしくはのない日本馬3頭の計6頭となることを期待して、ここから買う。

 なお、相手であるが、サンプルとしてあげた2年前の2着馬が前走安田記念1着(枠連ゾロ目)のアドマイヤコジーンであることから、今回は2走前となるが、祝日施行のマイルCSを勝ったデュランダル、非3連単最終のG1高松宮記念を勝ったサニングデールをあげたい。

 あとは、枠順発表後に入れたい。
(ここまで9月29日更新部分)

 と、事前にアップしたのだが、枠順を見て、一部を入れ替えたい。
 ◎のゴールデンキャストは重賞出走歴のないワンダーシアトルと組んだ点で、そのまま据え置きたいが、その後を入れ替える。

 「日本の」3連単を知らない外国馬が2頭、6枠に同居した。そこからは英国G1馬フェアジャグを相手筆頭(○)に変更し、前予想で○、▲としたデュランダル、サニングデールのG1馬であるが、3歳馬と同居したデュランダルを▲、サニングデールを△としたい。

 最後に、本来ならセントウルSのコピーとなるキーンランドスワンをあげるのだが、それよりも出走馬16頭中、唯一当該距離1200Mでの連対歴を過去1年間に持っていないウインラディウスが、重賞加算歴を持たないシルキーラグーンと組んだことが気になるので、こちらを最終の△としたい。
 (ここまで、10月1日更新)

【 買い目 】 枠連5−6、馬連、馬単流しの計9点


【 結果 】
1着 -- 05カルストンライトオ 2着 ▲ 01デュランダル 3着 -- 12ケープオブグッドホープ
( ◎ 09ゴールデンキャスト 11着 ○ 11フェアジャグ 16着 )

【 再考 】
 結果的には昨年の1着同枠馬と1着馬で決まった面白みを欠くレースであった。
 内容的には無印の馬に勝たれ、自分の印を入れた馬が2桁着順の大惨敗であったが、7枠が突っ込んだのでもないので、さほど失望しておらず、やや安心している。

 というのは、1着同枠馬が外国馬、2着同枠馬が対古馬重賞加算歴なしということで、同枠馬まで旧制度のみというわけでもないことがあげられる。
 外国馬が6枠に同居したのでそちらに目が行ってしまったが、そっちはただのおとりということだったのだろう。
 では、なぜカルストンが勝てたのかということであるが、やはり、これは50周年記念というサブタイトルの付与が大きな意義を持っていたと考えたい。
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