●第65回 優駿牝馬(オークス)(G1)● 5月23日東京11R 芝2400m、3歳、牝、定量、指定 5月23日更新 変更点 なし
【 考察 】 この春の3歳G1は、今週と来週で終了だが、NHKマイルC時にも書いたとおり、前走3着枠の馬がきている。これをどう扱うかだが、3着まできちんと見ることが、次なる新馬券3連単に繋がるという意味を表しているものであり、この春は必ず前走3着枠の馬をチェックしろという意味合いなのだろう。 参考 TR3着枠馬とG1
となると、今回であるが、不思議なことにフローラS3着枠となった2頭は今回出走しない。該当するのは桜花賞3着現物のヤマニンシュクルただ1頭。 同枠のアズマサンダースとともに、「2歳時重賞加算歴あり、指定競走連対歴あり」という構図を作り出しているこの枠に注目したい。 なお、軸はどちらかということになれば、今年の3歳G1はこれまでの特指重賞連対実績馬がきているので、札幌2歳S2着馬のアズマサンダーズを上位に取りたい。 参考 本年3歳G1連対馬の特指重賞実績
一方の相手であるが、このレースが外国産馬に一部開放された昨年に続き、外国産馬が出走しない。外国産の出走は3連単発売後となったわけであるが、それまでのレースの締めくくりとして、さらには、非3連単の3歳クラシックを1頭にまとめてしまうのではないかということを考えると一本被りの人気馬であるが、ダンスインザムードをあげざるを得ないだろう。 この馬に関しては同枠馬がフラワーCで連対枠を分け合ったヤマニンアラバスタというのも気になる。2頭で特指重賞連対枠を構成しているからだ。 3番手には皐月賞の再来を含めてヤマニンシュクル、 4番手には特指G3クイーンC勝ちの経歴を持つダイワエルシエーロをあげる。 あとの馬では、やや足りないと見ていることもあり、今回は人気戦となると考えたい。 【 買い目 】 枠連4-3.4.7の3点 【 結果 】 1着 △ 13ダイワエルシエーロ 2着 -- 01スイープトウショウ 3着 -- 06ヤマニンアラバスタ ( ◎ 08アズマサンダース 8着 ) 【 再考 】 ついにTR3着枠の本番連対記録が途切れてしまった。のであるが、重大なことを見落としていた。 オークスは本文中に書いたのだが、外国産馬が出ていない。前述していたこれまでの3歳G1競走3戦はすべて外国産馬が出走していた。 こうなると、前走TR3着枠は要らないということだろうか。前走で力走し優先権を所持してここへやってきた馬は1頭も連対枠に入ることはできなかった。 外国産馬に開放されたのに肝心な外国産馬は出てこないということは、これまでの3歳G1との違いがあるという意思表示だったのかもしれないが、それがまだ読みきれていなかったようだ。 その一方で、特指重賞連対歴を持つ馬のG1連対記録だけは続いた。これも来週に生かせるのではないだろうか? |