●第24回 ジャパンカップ(国際招待)(国際G1)● 11月28日東京11R 芝2400m、国際、定量、指定 11月25日更新 変更点 10R→11R、3連単発売
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 今年に限ってのことだろうが、JCダートとの同日施行によって11R化した。 また、この日の京都の最終レースが1600万下の「ゴールデンジュビリーS」であり、JCとJCダートを同日施行化した目的がJRA創立50周年の祝いであることを忘れてはいけないだろう。 有馬記念の日には1000万下特別「テンポイントメモリアル」(昨年までのグッドラックハンデキャップ)が50周年として施行されるが、G1で50周年記念の施行はこのジャパンCが最後となる。 そこで、今年の「50周年」G1を振り返ってみたい。
今秋の国際G1にはすべて外国馬が出走しているが、連対枠入りができた馬はスプリンターズSの1着同枠馬アジュタウンエクスプレスのみ。しかも、そのレースが「50周年記念」のサブタイトルを冠されていたことに着目したい。 今回の枠順では1枠に仏国の2頭、8枠に英国、愛国の2頭と何か恣意的に同地域の馬を入れたような構成となっており、さらには、この秋のG1では3歳馬が連対枠に必ず1頭は入っているのだが、今回は3歳馬は1.2.4.5.6.7枠と手広く分けられたので、天皇賞のように、3歳馬同居枠があれば狙ってみようとも思っていたが、その手は使えなくなった。 そこで、今回であるが、50周年記念戦では3歳馬の枠が来ている事と、外国馬の枠が来ていることを考えて双方を満たす1枠のリュヌドール(仏国、3歳牝馬)を軸にすえたい。 相手には来年から国際化する春秋の天皇賞でともに連対したゼンノロブロイをあげる。50周年記念のサブタイトル戦で勝っているのはゼンノと3歳道営馬コスモバルクの2頭のみ( ← デルタブルースもいた、これは間違い 04.11.28 )だが、この2頭が5枠に同枠化されたことも狙いの1つである。 あとは50周年戦やゾロ目開催などの重賞で走ると結果は2着というホオキパウェーブが3番手、その他の馬としては、50周年記念菊花賞勝ちのみを古馬重賞キャリアとするデルタブルース、もうひとつの外国馬同居枠8枠の2頭をあげたい。 【 買い目 】 枠連 1.5.8ボックス 馬連 2.7.9.14ボックス 計9点 【 結果 】 1着 ○ 09ゼンノロブロイ 2着 -- 10コスモバルク 3着 △ 07デルタブルース ( ◎ 02リュヌドール 【 再考 】 ダートは191勝のリーディングジョッキー武豊(11月21日終了時点、2位は137勝の柴田善)、芝は24勝でJRA短期免許者リーディング(?)のペリエ(同、2位は20勝のデムーロ)に53勝のリーディングトレーナーの藤沢(同、2位は44勝の国枝)がそれぞれ勝ち名乗りをあげた。 騎手、調教師ともにリーディングトップがそれぞれ勝ち、今回の結果は50周年を祝うに相応しい役者が栄冠を勝ち取ったということなのだろうか、ということをふと考えてしまった。 本題に帰ろう。 50周年ということを強調しておきながら、そのセントライト記念を勝ったコスモバルクを無印としたのだが、これはただ単に菊花賞4着の戦歴がここには何の成果ももたらさず、○ゼンノロブロイの引き立て役に甘んじると考えたためである。 結果的には50周年のサブタイトル戦を勝った経験のある3頭が1〜3着を占める結果となった。 あまりにも簡単すぎる結果だったので、拍子抜けしてしまったが、新しく50周年勝ちの馬を作る必要がないということだったのだろう。 そうなれば外国馬を使ってもよかったのではないかといわれるが、それはいらないということだったのだろう。 |