●第56回 朝日杯チューチュリティステークス(G1)● 12月12日中山11R 芝1600m、2歳、牡牝、混合、馬齢、指定 12月12日更新 変更点 牡セン→牡牝、3連単発売
【 過去3年経歴 】
【 考察 】 負担重量が55K化してからは、より上級実績を問うようになったのか、オープン以上での賞金加算歴を勝ち馬に求めている。
昨年まで1頭はいた全勝馬の存在が今年はないが、これは新時代への転換期であると受け取りたい。 しかし、ぽっと出の馬がいきなり名目上のG1を勝てるほど、競馬も甘くはないと考えて、やはり上級歴を素直に受け取ることが必要ではないだろうか。 先週の阪神JFは「特指G3」加算歴を持つ2頭が同居した3枠のゾロ目で終わった。 これは、指定戦加算歴の排除につながると考えている。武豊を配し、人気の一角を占めると思われたキングストレイルの回避は、新馬勝ちで特指重賞出走歴がなく、かつ指定重賞加算歴のみを有する馬を排除し、指定重賞連対歴のみを持つ馬をペールギュントのみにしたいと考えた上でのことではないか。 そう考えると、ペールギュントのデイリー杯取消戦歴が気にはなるが、同タイプの馬がいないこともあり今回はここを狙わざるを得なくなるような気がするので、今回はここに◎を入れる。 一方の相手馬であるが、阪神JFの1着枠と今回の4枠の構図があまりにも似ていることがひっかかる。 秋重賞の排除をうたったのならば、買う手だろう。 阪神JF2着馬アンブロワーズと同じ、夏季戦のみの出走となるストーミーカフェが馬齢55K連対歴を持つこともあって○、後藤の土日制覇などというまさに「椿事」としかいいようのないできごとが置きうる可能性はなきにしもあらずだが、マイネルレコルトを▲とする。 ◎馬ペールのデイリー杯取消を選ぶのならば、未勝利戦枠連ゾロ目勝ちあがり→8頭立て枠連戦萩S勝ちの流れを選ぶことを拒む理由もないので、テイエムヒットベと特指重賞函館2歳S2着の賞金加算歴を有するディープサマー、あと同枠馬エイシンサリヴァンとともに勝ったレースは全部枠連ゾロ目という珍妙な経歴を持つローランコングレを押さえとしたい。 【 買い目 】 馬連 2.7.8ボックスと、馬連2-3.14.15 計6点 【 結果 】 1着 ▲ 07マイネルレコルト 2着 ○ 08ストーミーカフェ 3着 ◎ 02ペールギュント ( 馬連 1530円 )( 参考 : 馬単 3120円、3連複 1560円、3連単 8700円 ) 【 再考 】 結果的には阪神JFの焼き直し。 「夏季番組の特指重賞加算歴あり、かつ秋番組加算歴なし」という条件は阪神JFの1着枠と今回の1着枠が全く同じ。 しかもゾロ目で揃えてくるという手まで使ってきた。 個人的には、阪神JFが今回の結果を導き出すための1つの道具であったと思っている。 本文中に述べたので、詳細な考察は省略したい。 とはいえファンの人にはたいへん申し訳ないのだが、「椿事」も起きるものだなぁ・・・・・・。 |