●第51回 北海道新聞杯クイーンステークス(G3)● 
    8月17日札幌11R 芝1800m、牝、混合、別定、特指

    8月13日更新
    変更点 なし
02 ファインモーション 58 武豊 01 ダイヤモンドビコー 58 松永
11 テイエムオーシャン 59 本田 06 オースミハルカ 52 川島

 買い目 ◎から馬連流し3点と◎―○の馬単 計4点

【 考察 】
 メンバーがメンバーだからというわけではないだろうが、登録時点からフルゲート+1頭のわずか15頭という数になった。もう少し減って11頭程度でのレースとなるであろう。

 新馬券発売後の重賞が一回りしたが、期待していた新キャラクターはほとんどといっていいほど出現しなかったことが残念であるが、裏を返せば、この形は当分続くよという示唆であったかもしれない。

 昨年の有馬記念5着以来の出走となるファインモーションがここを選んだ。「馬単併売、定量施行」という1度きりのローズS、秋華賞を追うところなく連勝したこの馬が次にどこで加算するかが興味深かったがどうやらここになりそうだ。

 というのも、新馬券、新重量制度で重賞加算した新星扱いできる古馬が1頭もいないからだ。
 新しい星が出てこなければ、古い星(失礼!!)でまとめていくしかないだろう。

 他の出走馬を見ても、よりによってこんな馬……(これまた失礼!!)というメンバーである。
 その中でも昨年のエリザベス女王杯をファインと連対枠を取ったダイヤモンドビコーが気にかかる。今年で3年連続出走となるが、ファインとともにクイーンSという名のもとで行われる昨年のエリザベスを見せ付けられるような気がすることも有り、このファインとダイヤモンドの買い目は必ず押さえたい。

 さらに牝馬2冠馬テイエムオーシャンであるが、これも旧制度馬ローズバドと組んで前走マーメイドSの連対枠を構成した。ここもローズバドと同じ旧制度馬として、ファインやダイヤモンドがおり、この2頭と組む形も十分に考えられる。

 また、基本重量から増量される馬が前述3頭しかいない。つまり、この増量3頭で終わらせようというシナリオがあっても何らおかしくはないということである。

 今回は低配当だが、ここでまとめたい。
 軸であるが、登録15頭中、わずか2頭しか4歳馬がいない。6歳馬よりも少ないということが何を意味するのか、少数精鋭であるということを言っているのではなかろうか。
 そこで、今回は増量された4歳馬ファインモーションを鉄板人気であるが、◎としたい。相手にはエリザベスのコピーを期待してダイヤモンド、そしてテイエムの順とする。

 なお、最後の穴馬であるが、唯一の新馬券&新重量下のみでの重賞加算歴を持つオースミハルカをあげる。

 小倉記念は機会があれば、アップします。


【 結果 】
1着 △ 06オースミハルカ 2着 ◎ 02ファインモーション 3着 ▲ 11テイエムオーシャン
( 馬連02−06 2160円 )

【 再考 】
 1着馬は新制度での加算歴だけではないかというかもしれないが、競馬はこういうものなのかもしれない。同枠馬に大昔の重賞勝ち馬フューチャサンデーが配されたことで、ある程度旧制度馬でまとめようという発想があったのだろう。また、1着枠が増量なしのOP在籍、2着馬が増量の単独枠という組み合わせ、3歳G1経験が連対枠入りした3頭すべてにあったことも今後のために見ておくべき事項かもしれない。
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